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才教ダイアリー

困っている人を助けたい

投稿日:2014.09.25

図工で絵を描いている時、Aさんが、水入れの水が濁ってきたので取り替えに行こうとして廊下にでようとしました。ドアを開けようとした時、「キャーッ。」という声が聞こえてきました。水入れの水をこぼしてしまったのです。絵の具で濁った水が床いっぱいに拡がっています。
 
「ぞうきん持ってきて!」と言う声が上がると、クラスのほとんど子が雑巾を持って駆け寄りました。雑巾を持った子で身動きがとれない程になりましたが、みんなの協力により、あっという間に床はきれいになりました。
 
大人数で掃除をしても邪魔になるから掃除をしなくてもいいなんて考えません。ただ、「困っている人を助けたい。」という一心で、雑巾を持って駆け寄ります。絵を一生懸命描いていたのにもかかわらず、自分の絵を放っておいてみんなで助けることができるのは、とても素晴らしいことだと思いました。
 
学級日誌の今日あったことの欄には、「図工の時、Aさんが水をこぼしてみんなで拭くことができて良かったです。みんなで助けることは良いことだと思いました。」と書いてありました。
 
また、先日、自分の夢を書いたのですが、「困っている人を助けたい。」と書く子が多かったです。
「ぼくのゆめは、小児科の医者になることです。なぜかというと、ぼくは、小さい子どもが大好きで、エジプトやリビアにいるこまっている子どもを助けたいからです。」
「ぼくのゆめは、医者になることです。なぜかというと病気でこまっている人を助けてあげたいからです。もしたすけてあげればありがとうといってくれるし、安心してくれます。」
「わたしのおじいちゃんは、去年病気で死んでしまいました。その時、見にきてくれていた、看護師さんや、お医者さんがいました。その人たちが治しているのを見て、人を助けることは、とてもすばらしいことだなぁと思ったので、看護師になりたいと思いました。」
 
夢に向かって人を助けようと日々努力をしています。クラス替えをして5ケ月になりますが、みんなで助け合おうというクラスの団結力を感じました。
 
小学3年1組 佐藤 晴美