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才教ダイアリー

「楽しい」「不思議」6年1組

投稿日:2014.10.30

6年1組はいつも明るく楽しく、仲が良いクラスです。一人ひとりが「夢中になれる得意なこと(大好きなこと)」を持っていて、学級の学習をより興味深くしてくれます。
 
 たとえば、
 ・四字熟語、漢字の読み、言葉の意味などを辞書(大辞林)で調べること。
 ・数の並び、図形パズル、小町算、難しい算数の問題などを解くこと。
 ・鳥や動物について観察をしたり調べたりすること。
 ・興味のある新聞記事を切り抜き、スクラップ帳に貼って自分の意見を書くこと。
 ・英語での会話や、読んだり書いたりすること。
 ・サッカー、野球、水泳、柔道、テニスなどスポーツに取り組むこと。
 ・ピアノ、バイオリン、歌を楽しむこと。
 ・イラスト、ものづくり(機械の分解や組み立て)、折り紙など独創的な形を生み出すこと。
・静かに手芸や読書に集中すること。
 
 
そんな6年1組の、ある日の算数の授業をご紹介します。この授業では、上記のものづくりや折り紙が得意な友達が大活躍しました。
「立方体の切り口はどんな図形になるか」という学習課題です。
最初は、黒板やノートに見取り図を書いていました。切り口として三角形や四角形ができることは納得できますが、六角形は「わからない」という友達がいます。すると、一人、また一人と、ノートのマス目を使って立方体を作り、その模型で切り口を調べ始めました。
 
教室内は「わくわく」していきます。そして、切り口が六角形となるときがあることに納得し、さらに、五角形になるときについても気付き、切り口の図形の多様さに驚きます。「楽しい」「不思議」という言葉が教室に響きます。学級全体で「感動」を分かち合った瞬間です。
 
 教室の大きな窓から、北アルプスの峰々が広く見渡せます。山肌を彩る紅葉が一日ごとにその色合いを変えています。これからも、四季折々の大自然を感じながら、学級の仲間と一緒に大きく成長していきます。
 
 
小学6年1組 飯島 千鶴