投稿日:2015.03.04
小学1年生の体育の授業。
さいきょう祭で中学1年生が行った組体操を見て、かねてから憧れの気持ちを持っていた彼らに、組体操を行わせてみました。
個人技のバランス技、扇、ピラミッドなどを行わせてみると、これが驚くことになかなか上手いんです。思いのほかすぐに技をクリアした子どもたちにこんな課題を出してみました。
「自分たちでオリジナルの技を作ってみましょう。」
すると子どもたちは目を輝かせ、相談を始めます。
ひとつのグループが技を作り始めると、他のグループもどんどんと活発に様々な技を作り始めます。大人であれば、難しく考えてしまってなかなか思いつきませんが、子どもたちは次から次へと、オリジナルの技を生み出していきます。
「先生こんなのはどうですかー?」
「できましたー!新しいピラミッドです!」
結局、授業の終了時刻までアイディアが止まらない子どもたち。ひとつかふたつできれば素晴らしいと思っていた私にとっては大きな驚きでした。その発想の柔軟さ、豊かさに、こちらが大いに感服した時間となりました。
これからも豊かなイマジネーションの感覚を忘れることなく、何にでも臆することなく挑戦できる人に成長して欲しいと願います。そんな人に成長できるよう、私も体育の授業を通して、子どもたちをサポートしていきます。
小学1年 体育担当 霜田侑輝