投稿日:2017.06.09
5月28日、1年生にとって初めての大きな行事である体育祭が終わりました。
入学して2か月の子どもたちが、上級生とともに連日の練習をこなすのは、大変なことでした。覚えることだけでも、山ほど。小さな体が悲鳴を挙げそうなときも、きっとあったに違いありません。
でも、未熟ではありながらも、みんなが一生懸命全力を尽くして取り組めたことを本当に嬉しく感じています。練習を嫌がることも休むこともなく、弱音を吐くこともありませんでした。リハーサルや本番では、競技に懸命に取り組み、競技に出ていないときにも、座り込むこともなく、声を張り上げて応援に没頭することができたのです。
スローガンの「竜攘虎搏(りゅうじょうこはく)」の竜や虎の姿…とはいかなかったかもしれませんが、気持ちは十分勇ましかったと胸を張ることができます。
上級生に感化され、勝ち負けを全力で競い合い、勝った白も、負けた赤も、とても清々しい顔で、体育祭を終えました。
ところが、ところがです。
まだまだその余韻が冷めることはないのです。
1年生の教室では、応援合戦が未だに繰り広げられています。
みんな曰く、「また、すぐにでも体育祭をやりたい!」のだそうです。
とりわけ、9年生の応援団長は、1年生にとっては言わばヒーロー。
「ぼくも、応援団長になりたい!」「私は、副団長!」と、今から余念なく、ひたすら練習に励んでいるという調子です。
1年生から9年生までが集う、わが校の伝統行事は、実に子どもたちを成長させてくれます。1年生が実質的に「才教生の一員」になれたと実感できた次第です。この体験や感動が糧となり、きっとこれからの学校生活にも自信を持って取り組んでいけることと思います。
頑張った1年生みんなに、心から拍手を送ります。
1学年主任・1年2組担任