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才教ダイアリー

プールの季節到来!

投稿日:2017.06.16

 今週から1年生から4年生の水泳授業が始まりました。子ども達は待ちに待った水泳の授業!と言わんばかりに、朝から水泳キャップやゴーグルをかばんから取り出しては嬉しそうに眺めていました。


 


授業では小プールと大プールに分かれ、水に慣れることを目的としたコースから、クロールや平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの四泳法の習得や泳力の向上を目的としたコースがあります。


ある日の小プールでは、水に慣れるようにみんなで水中を歩いたり、水面に顔をつけながらコーチが「イチ、ニー、サン」と数え、「パッ」と顔を上げたりする息継ぎ練習をしていました。初めから水に顔をつけることが得意な子もいれば、Aさんのように苦手な子もいて、コーチが何度数えても、鼻が水に触れる程度しかつけることができない様子でした。 


 このことは、Aさんにとってはもしかしたら苦痛なことだったかもしれません。本当に水が怖かったのでしょう。しかし、Aさんが途中でやめることはありませんでした。プールの中にみんなとずっと一緒にいたのは、「みんなと同じことをやりたい、できるようになりたい」と強く思っていたからです。


練習メニューが追加され、水中でフラフープを潜ることになりました。バッシャーンと勢いよく潜ることもできて子ども達は大喜び。いよいよAさんの番。緊張しながらコーチの手をギュッと掴み、意を決してバッシャーーーン!


「パッ」と水面から顔を出し、顔をゴシゴシと拭いて…「楽しい!!」と一言。その後はコーチの手を掴まなくても一人でフラフープを潜ったり、ビート版を使ったバタ足を練習したり。水が顔にかかっても、楽しそうに最後まで授業を受けていました。


 


梅雨が明けたら夏はすぐやってきます。子ども達には暑さで火照った体をプールでクールダウンし、暑い季節だからこそ楽しめるスポーツを存分に味わってほしいです。そして、水泳授業で少しでもできるようになったことを家族や友達に見せてあげてほしいです。


第Ⅰ期体育科担当