投稿日:2017.07.25
今年の3年生の総合のテーマは、「日本の伝統食を学ぶ」です。
身近にある食べ物のことについて、様々な視点から学んでいこうという目的です。
第1弾は「しょうゆ」。
しょうゆもの知り博士の米山さんに出前授業をしていただき、しょうゆの香りや作り方、原材料や発酵について学びました。日頃から口にしているしょうゆについて、知らなかったことが多いなと実感しました。
「しょうゆの香りの成分は300種類以上」
「しょうゆの香りには、フルーツの香りもふくまれる」
「赤いしょうゆはおいしいわけではなく、新鮮であるということ(コマーシャルにだまされないように)」など、たくさんの知識を身につけました。
そして、しょうゆになる前段階の諸味、しぼりたての生しょうゆ、実際にお店で販売されているしょうゆの3種類を味見しました。子どもたちはそれぞれ感想を述べましたが、意外にも諸味がおいしいという感想が多く、驚きました。確かに諸味は複雑なうまみがあると感じました。(私も3つの中で一番おいしいと思いました。)
最後に、米山さんからしょうゆの原材料や発酵に使われる微生物の命をいただいてしょうゆを作り、そのしょうゆを使って食事をしているという話をしていただきました。植物や動物の命を「いただいて」食事をしていることを改めて考える機会となりました。
その日の給食の「いただきます」は、特に心のこもった言葉になりました。
大豆を育て、加工し、まとめをする。
一年間、日本の伝統食である大豆とその加工品を学んでいき、食の大切さを学んでいきます。
3学年主任・3年2組担任