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才教ダイアリー

厳しい環境で見た生徒の貪欲さ

投稿日:2018.02.02


 1月23日にスキー・スノーボード教室がありました。生徒会三役が司会進行をして始まったスキー教室。4年生は初めてのスキー教室でワクワク・ドキドキしたことでしょう。8年生は最上級生として班長を任される生徒も多く、下級生の面倒をよく見ていました。少し雪が舞っていましたが、午前中は天候も安定しており、楽しく滑ることができました。


美味しいカレーをお腹に収め、メインとなる午後の練習の時間になりました。すると、山の天気は崩れやすいとはよく言ったもので、天候は午前中とはガラリと変わって強い吹雪になってしまいました。風で舞いあがった雪が顔にあたると、冷たく、寒く、大人でも大変な環境でした。私はスキーのB班を担当していましたが、さすが才教生、寒さに対して弱音を吐くものはおらず、自分の技術を高めようと一人一人がコーチの話をよく聞き、一生懸命に練習に励んでいました。


どんなスポーツも一日で上達することはなかなか難しいことですが、言われたことをどんどん吸収し集中して取り組んだ結果、練習の初めよりも確実に上手になったと感じました。コーチの方にも「大変な天候の中、これだけ集中して練習に取り組める子供達は珍しい」とのお言葉をいただきました。


来年は晴天の澄んだ空気の中でスキーができたら良いとは思いますが、どのような環境においても貪欲に謙虚に学ぼうとする生徒達の姿に感心したスキー・スノーボード教室でした。


 


Ⅱ・Ⅲ期体育科担当