投稿日:2014.11.26
先月行われたさいきょう祭は、どの学年の演目も会場にいるすべての人たちを魅了することのできた最高のステージとなりました。そのさいきょう祭の成功の陰には中学生の実行委員の子ども達の姿がありました。
実行委員会の立ち上げはさいきょう祭本番の約1か月半前に行われました。放課後の時間を使って、実行委員は部活動や塾よりも優先して活動をしてきました。実行委員の役割としては、スローガンとポスター決めから始まり、全演目で使用する楽器と大道具、小道具類の搬入と撤去も行う楽器係としても活動をしてきました。
特に楽器係では、全演目の楽器担当表を配布し、それぞれの役割を確認した上で実行委員長を中心に、中学3年生の実行委員がリーダーになり、演目ごとに使用する楽器や大道具、小道具類をいかに効率よく搬入と撤去ができるかなどの練習に苦労しました。
校内リハーサルや会場リハーサル後には反省会を行い、搬入と撤去が困難であった演目を集中して練習したり、人数を要する担当には積極的に名乗り出たりすることもありました。
さいきょう祭当日。当然実行委員も自らが属する学年の演目もあり、緊張をしていたと思います。しかし、みんなの気持ちは一つ。ただたださいきょう祭を成功させること...
楽器の搬入と撤去のミスもなく、無事閉会式を終えることができました。
さいきょう祭実行委員会
楽器係担当 中村 悠里
実行委員お疲れさまでした
投稿日:2014.11.21
今年のさいきょう祭が幕を閉じ、ひと月が経ちました。
才教学園ではイベントを振り返り、作文として残していますが、多くの生徒が成長を感じさせる記述をしています。その中に、ひときわ目を引く記述がありました。表題のU君のものです。
中2のミュージカルは、6月に本格的に始動しました。配役はオーディションで決定する以上、当然のように当落があります。U君は希望する役に落選してしまいました。
以下、U君の作文からの引用
「僕は、当初"スカー"がやりたかった。(オーディションは)見事に落ちたわけであるが、最初はそれに納得できずにいた。しかし、それはただのワガママであると気付いたので、くだらない気持ちをもつのはやめようと思った。そして、落ちた自分だからこそ出来る何かをしようと考えたのだが、それを見つけられずにいた。それが原因で、ミュージカルをやることに対して、全くやる気が湧かなかった。しかし、ある日答えを見つけた。それは、意見を出しまくることだ。僕は、表舞台には出ないが、裏から意見を出すことによって、今の舞台を(良く)変えることに、やりがいや面白味を感じた。その日から、僕はノートに意見や案を書いて定期的に演出係に提出した。ボツを覚悟の上で出しまくった。いま読むと「何で、こんな意見を書いたんだ?」というようなものも多かったが、実際に採用されたものもあった。もしかしたら、自分で自分の楽しいことを見つける喜びを感じたのは、このときが初めてかもしれない。僕がミュージカルの練習を通して収穫したものの中で、一番大きいのはこれなのではないかと思っている。これからも、自分の楽しみを見つけるため、いろいろなことにチャレンジしていくつもりである。」
U君のように、光の当たらない部分での活躍は、ほかにも多く、各所で頑張るそのひとつひとつの結集が本番の舞台を成功へとつなげ、そして、生徒たちそれぞれの成長につながっていました。
「舞台を観ていただく以上、感動していただこう。」
この言葉を胸に生徒各々が模索し、感じた責任。見つけた役割。味わった感動。それらを種に、今後、才教学園のリーダーとして活躍する中で、生徒たちが更なる成長をすることを願っています。
中学2年B組 担任
U君のノート
リハーサルで代役するU君(右)
投稿日:2014.11.18
大成功だったさいきょう祭をやり遂げ、中学2年生は生徒会の引き継ぎに向け、生徒会長選挙に挑んでいます。2年A組からは候補者が2人。
A君は以前から生徒会長を目指していて、クラスで候補者を募った時も真っ先に手を挙げました。普段から積極的で様々なことに挑戦しています。ユーモアのセンスもあり、クラスを明るい雰囲気にしてくれています。
Bさんはどちらかというと控えめな生徒。しかし、芯のある強い子で、自分の目標に向かってコツコツと努力を積み上げ、結果を残すことができます。いつもニコニコしていて、クラスの雰囲気を柔らかく、居心地の良いものにしてくれています。
生徒会長という勇気のいる役職。そんな役職に挑戦したいと自ら手を挙げた2人をクラスの仲間は称えました。そんな2人のためにクラスの仲間も協力して、たすきやポスターの制作などを手伝いました。
そして先日行われた立会演説会は、それぞれの候補の個性や良さが存分に発揮された素晴らしい演説会となりました。
A君は「雨垂れ石をも穿つ」ということわざを用い、小さなことでも丁寧に行い続けることの大切さを、Bさんは「一期一会」、「笑顔は魔法」という言葉で才教学園で出会えた仲間の大切さ、そんな仲間と笑顔あふれる学校にしていきたいという思いを訴えました。2人とも強い決意がみなぎった表情で、普段から2人をよく知っているクラスの生徒たちも圧倒されたようでした。終わったあと、教室に戻ってきた2人を拍手で出迎え、クラスみんなで労いの言葉をかけました。
強い思いがあるからこそ生徒会長に立候補した二人。そしてそれに感動し、応援しているクラスの仲間たち。選挙の結果はどうなるか分かりませんが、今回の経験は立候補した2人だけでなく、クラス全体にとっても非常に良い刺激となったことでしょう。
2年A組の皆さん、勝負はここからです。これから一人ひとりが最上級生にむけて準備を進めていきましょう。
中学2年A組 霜田 侑輝
投稿日:2014.11.13
投稿日:2014.11.11
投稿日:2014.11.06
投稿日:2014.11.01
投稿日:2014.10.30
投稿日:2014.10.24
投稿日:2014.10.21