1. ホーム
  2. 才教ダイアリー
  3. 2015

才教ダイアリー2015

吸収力

投稿日:2016.02.08

一年生では毎日、音読の宿題を出しています。内容は教科書、学校で用意したテキストなどを使用しています。


 


少し長い詩を宿題に出したときに、A君が次の日の朝には、テキストを見ないでスラスラと詩を言えるようになっていました。


たくさん読んできたのかなと思い「昨日何回読んできたの。」と私が聞くと、


5回です。」ときっぱり。


 


その詩は5回では覚えきれるほど、短い詩ではなかったので思わず、「5回!?」と聞き返してしまいました。


ほとんどの子もその詩を一日、ニ日で覚えてきて、子どもの吸収力は、思っているよりもはるかにすごいものだと感じました。


 


暗唱したことを、他の学習で役立てたこともありました。


本校では、朝の時間に「先達に学ぶ発表会」というコーナーがあり、自分で調べてきて、友達の前で発表するという活動があります。一年生では今までにことわざと偉人を勉強しました。


その中で、「小林一茶」「松尾芭蕉」などの俳人を勉強しました。その二人の名前を聞いただけで、一カ月ほど前に音読で学習した二人の俳句を暗唱し始めました。


写真を見ると、


「この人が読んだ俳句だったのか。」「雀の子 そこのけそこのけ 御馬がとおる の俳句が好きなんだよね。」


などと、興味津々で学習していました。点と点が線につながる瞬間が子ども達にとって、とても感動するようです。


 


音読の話を中心にしましたが、子ども達はスポンジのように様々なことを吸収して生活しているのだなと、とても感じています。


今思えば、四月には授業初めと終わりの挨拶がそろわなかったり、掃除の仕方にてこずっていたりと、学校のルールが分からなかった子たちが、今では才教生として立派に生活している姿を見ると、ほろりとしてしまいます。


 


あと、一カ月。子ども達がさらに成長できるようにサポートしたいと思います。


 


11組担任

自ら学ぶ・学びを広げる

投稿日:2016.02.04

才教学園の子ども達は、本当に真面目に勉強をします。仲間たちと競って合って発言し、とても丁寧な字で、プリントやドリルなどの問題に黙々と取り組み、模試やテストで100点を目指し‥‥。


そんな姿勢の中でも、この一年間で特に素晴らしいと思ったことがあります。それは、国語で新しい単元に入る時、子どもの誰かしらが原作や英語版など、関係のあるものを持ってきてくれたこと。


 


 


たとえば、毎日の『新出漢字』学習では、漢字の辞書を。実際に漢和辞典の使い方を学習するのは4年ですが、おかげでたくさんの子が字を引けるようになりました。(ちょっとした漢字辞書ブームになり、多くの子がお母さんに買ってもらったようです)


 


『スイミー』の単元では、レオ=レオニの他の名作、「フレデリック」や「アレクサンダーとぜんまいねずみ」などを。市の中央図書館などに出向いて、探してきた子もいます。


レオの日本語版の全てを手掛けている、訳者の谷川俊太郎氏にも興味が及びました。みんなで詩を読むのはもちろん、谷川さんの翻訳が、英文の意味そのままではなく、比喩や擬人法など様々な工夫をしているということにも触れられました。


 


『お手紙』の単元では、かえるくんシリーズである「ふたりはともだち」や「ふたりはいつも」などを。がまくんとかえるくんの関係がより理解でき、着ている服に関する秘密を知ることができました。


実は、『お手紙』の前日談にあたる、「なくしたボタン」という話が載っています。その話の中で作られた、そこら中ボタンだらけの変な服を、かえるくんは友情の証として、ずっと着続けているのでした。


 


今年の教科書から新しく登場した『ミリーのすてきなぼうし』では、原作絵本を。教科書版では残念ながらカットされている、たくさんの帽子(主人公の想像力が形となって、帽子として見えるもの)の絵を見て、文章の表現しようとしていることが、より分かりやすくなりました。


更にその後には、「先生! 私たちもこういう素敵な帽子を創ってみたい!」と、図工の授業へと繋がっていきます。


 


 


私の方でも、負けじと英語版の本や、関連する映像・作品などを用意したものですが、子ども達にとっては、やはり「自分達が学びを創っている!」という感覚の方が、気持ち良いようです。


 


教科書には、小中学生に必要な情報が詰まっています。子ども達は、それらをきちんと学習しながらも、時には教科書という世界の外へも、積極的に飛び出していこうとしていました。


そんな「自ら学びを広げていこうとする意思」を、これからも応援していきたいものです。


 


 


小学校 2年3組 担任

自分ができることをやろう!

投稿日:2016.02.01

ある日の、教室で。


A君が液体のりの容器を新しいものに替えようと、中蓋を開けた時、持ち方のバランスが悪くて、中身ののりがこぼれてしまいました。


「あああ。どうしよう。」と声を上げるA君。机の上には、のりが広がってしまいました。担任が拭く物を持ちに行き、戻ってみると、もう、机の上には、のりがありませんでした。


「先生、今、ティッシュで拭きました。」


まるで、当たり前のように話す近くの席の子ども達。A君ののりがこぼれてしまったことに気づいて、すぐに自分の持っているティッシュを使って、机の上を拭いたのでした。


 


掃除の時間。濡れ拭き雑巾と乾拭き雑巾の子がペアになって雑巾がけをすることになっていますが、その日は、乾拭き雑巾の分担の子が一人欠席していまい、一つのペアは、濡れ拭き雑巾のみになっていました。すると、B君が、自分のペアとは、すでに雑巾がけが終わっているのに、まだ、乾拭きをしています。


「B君、どうしたかな。」担任が聞くと、


「今日は、C君がいないので、その分の乾拭きもやりました。」と、B君は、当然のように答えました。


 


給食の片づけ。一人ひとりの片づけの後、クラス皆が使った食器や汁の入っていた容器などを、廊下の片づけ場所まで持っていきます。「ごちそうさま」が終わると、子ども達は、一斉に動き始めます。まず、自分の使った物を片づけた後、今度は、皆の食器をコンテナの中で整えたり、余った食べ物は汁缶の中へ入れたり。


「お椀は、2段に重ねた方がいいよ。そうしないと、蓋が閉じられなくなっちゃう。」「そうだね。」そんな声が聞かれます。食器の中に食べ物が少し残っていると、


「○○君、これ、もう少しきれいにして。」「わかった。」


ご飯容器の中身やお玉の片づけ。さらには、まだ片づけの始まっていない子の分の食器集めまで。決められた分担があるわけではありせんが、皆ですばやく片づけが終われるように、それぞれがその時、自分のできることを考えて動いています。あっという間に、給食台の上がきれいになって、皆で休み時間に入りました。


 


指示をされなくても、自分達で動く姿が日々たくさん見られます。そして、当たり前のようにフォローし合う姿。頼もしい子ども達です。


 


小学2年2組 担任

来たる、3年生に向けて

投稿日:2016.01.28

冬休みが終わり、3学期がスタートしました。


冬休み中に九九を一生懸命唱え、逆でもバラバラでもしっかり唱えられるようになった子、けん玉でいろんな技ができるようになった子、漢字をたくさん練習できた子など、目標を持って過ごすことができた子が多く、感心しました。


 


さて、3学期は、2年生のまとめの学期です。学習はもちろんのこと、3年生に向けて、自分たちの生活について改めて見直すため、皆で話し合いをしました。


その場で出た意見です。


 


3分前行動、1分前ちゃくせき


休み時間に、おしゃべりや けん玉に夢中になりすぎないようにしよう。


授業の準備、心構えを持とう。


当たり前のことを当たり前にできるようにする


あいさつは相手の目を見て はっきりと。無言清掃で、すみずみまで きれいにしよう。


いつでも しせいよく話を聞こう。


あい手のことを考えて


友だちのことを考えた ことばづかいをしよう。


みんなであそぶときは、ルールをまもろう。


 


 


「言われた人が気持ちよくなるような ことばをつかいたいです。」


「1組が一番できないことは一分前着席だから、自分から時計を見たいです。」


「大きな声で あいさつして、1年生や2年生の手本になりたいです。」


 


とは言ってみても、なかなか守れず、


「今日は、できなかった人が多かったので、また明日がんばりましょう。」


という反省が続きました。


 


「みんな、このままでいいの?」


という私の問いに、どうすればよいのか、と悩む子どもたち。


 


「自分たちで決めた目標だから、しっかり達成できるようにがんばろうよ!」


Aさん。


「先生が居なくても、自分から行動できるようになろうよ!」


Cくん。


 


そう、目標を立てるだけでなく、意識すること、自分から努力することが大切なのです。


そのことに気づけたのだから、きっと大丈夫!


みんなで立派な3年生を目指して 毎日がんばりましょうね。


 


 


小学2年1組担任

階段での出来事

投稿日:2016.01.23

とある日の出来事。


私も子どもたちと遊ぼうと思って南階段を下っていた時に、1階と2階の踊り場に小さくうずくまった3人の姿がありました。


「こんにちは。どうしたの。」と声をかけると、


「こんにちは。ゴミを拾っています。」と元気な声が階段に響きました。


その後


「あっ、時間だ。戻ろうよ。」と言って、2階の方に上がるのかと思っていたら、なんと、階段を下り始め、そのまま保健室の前を通って行きました。


なんと1年生が階段のゴミを拾っていたのです。


その姿に驚きをしました。


普段の生活で使うことのない階段を1年生が学校をきれいにしようと思って行動している姿に感動しました。2年生の準備ができているなと感じました。


 


さて、私のクラスではどうなんだろうと思って、少し心配になりました。


 


すぐに教室に戻り、今の出来事を話したら、


「すごい!」


「僕は拾ってないや。」


「次は絶対拾うぞ」と良い行いを素直に認め、自分の生活に生かそうとしていました。


 


 


そして、翌日の昼休み。


 


教室では、「ねぇ、一緒にゴミを拾うに行こう。」とか、「先生、ゴミいっぱい拾ってきました。」「1年生にお礼を言いました。」と自ら進んで、良い行いを実行する姿がありました。


 


その翌翌日もゴミを拾いにいきました。


 


きっかけは後輩の姿でしたが、それを素直に受け止め、自分の生活に振り返り、良い行いを自分もしようとする姿はとてもすばらしいと感じています。


次学年への準備もできつつあります。


あと2ヶ月でどのくらい、成長できるのか楽しみです。


 


小学3年3組 担任

社会科見学での成長

投稿日:2016.01.20

3年生になって学習しはじめた社会科ですが、これまで松本城、市の博物館、学校の隣のスーパーマーケットに見学に出かけてきました。


今回、3年生が向かったのは、松本市で慶應4年(1868)から味噌工場を営んでいる石井味噌さんです。


事前の学習では石井味噌さんで作られた三年熟成味噌とスーパーで販売している他社の一般的な味噌の味比べをしました。すると、子ども達からは三年熟成味噌の方が、


「なんだか甘い香りがする。」「しっとりしている感じがする。」「こっちのほうが好き。」といった声も聞かれました。質問を学習用紙に書ききれないほどいっぱいに記入し、見学を心待ちにしていました。


 当日、味噌蔵に案内していただいた子どもたちは、桶のその大きさにびっくり。しかもその中身を天地返しといって人の手で別の桶に移し替えると聞いて、「えーっ!すごい!」と声をあげていました。


 その後、質問を受け付けていただける時間がありました。


 これまで3年生になってから、何度か社会科見学に行ってきた子ども達ですが、初めての経験であったことも多く、よい質問をすることに難しさを感じていました。「質問したい!」「たくさんのことを知りたい!」という気持ちはとっても強い子ども達だけに、今回はよい質問をしようという強い意気込みがありました。


 当日子どもたちから出た質問は「働いていらっしゃって、うれしいと感じることはなんですか。」「どうして味噌づくりをはじめたんですか。」「どうして三年もかけるんですか。」など、これまで働く人の思いや考え、工夫に注目してきた社会科の学習がいかされた質問をすることができました。


 何度か経験を重ねるうちに、一歩一歩着実に成長することができた子ども達をみて、私は担任としてとてもうれしく思いました。


見学の後は、味噌づくり体験をさせていただきました。11月には熟成が終わり、美味しい味噌になります。今からどんな味わいになるのか楽しみです。


そして、その味噌が食べられる頃、子ども達は4年生の2学期になっています。子ども達が4年生としてどんな姿に成長しているのか、これも楽しみです。3年生として過ごすのは残りわずか、一日一日を大切に3年生のまとめをしていきます。


 


小学3年2組 担任

友達のために働く

投稿日:2016.01.16

3年1組では、学年目標の「友達のために働き「ありがとう」をいう子」のために様々な活動を行ってきました。


 


 


例えば、1学期には、友達から優しい言葉をかけてもらったり、助けてもらったりした時には「ありがとう」と言って伝えるだけでなく、「ありがとうカード」を書いて「ありがとうポスト」に投函して届けました。また、帰りの会のはじめに、日直を務める友達のその日のがんばった姿に対して、全員から言葉を贈る「ありがとうタイム」を続けました。そして、2学期の後半からは、自分自身が学級や学年(学校)の友達のためにどんなことができたのかを全員が発表する、「一日一善タイム」で振り返ることを続けました。


 


 


3学期は一年間のまとめの学期であり、4年生になるための準備の期間でもあります。これまでは4年生が、同じ3階で学習している2年生・3年生のことを気遣ってくれていました。また、みんなが気持ち良く過ごせるようにと、たくさんの活動でリ-ダーシップを発揮してくれました。3年生が校外学習に出かけて帰った時には、「お帰りなさい」と笑顔で迎えてもらいました。トイレやフロアなどに汚れがある時や牛乳瓶を片付けるカゴがいっぱいになっている時などは、4年生がいつも率先して掃除や片付けをして、お手本を示してくれました。そんな4年生の姿に気付いた3年生は、「4年生のように行動しよう。」という気持ちがわいてきたようです。


 


 あと残り数か月、立派な4年生を目指して、頑張っていきたいです。


                


                                                                                       小学3年1組 担任

日々の積み重ねこそ、大切!

投稿日:2016.01.13

     4年生としての一年間も、あと3学期を残すだけとなりました。ここまでに4年生は大きな行事も経験し、その度に成長してきた子どもたちです。行事で子どもは育つと言う通り、大きく逞しく成長しています。


  そこで、日々の生活に目を向けてみると、毎日の積み重ねが、どれほど子どもたちを育てているかということに驚かされます。


 


  国語の学習では、指導要領が改定になってから、書かせる単元が非常に増えています。4年生も2学期に「リーフレットを作ろう」や「感想文を書こう」などがありました。書くことが苦手な子どもにとっては、大変なことです。時間数も8時間と時間をかけて行う単元でした。ところが、いざ始めてみると子どもたちは黙々と書き進め、ほとんどの子が1時間、遅い子でも2時間で完成させてしまいました。説明などを入れても、3,4時間で終了したのです。その上、内容もしっかりしていて、とても良く書けていました。リーフレットに至っては、表紙の絵を描いて、色も丁寧に塗るほどの余裕がありました。才教学園には、表現という時間があり、おもに作文指導を行っています。また、授業でも他の課題でも、文章を書く活動が多く行われています。その一つひとつの活動での積み重ねが、子どもたちの現在の力を作り上げたのだと思います。


 


  算数では、全校の先生方に来ていただく授業研究会が行われました。算数の授業では、特にAクラスで、答えを出すだけでなく、式を考えたり違うやり方をあみ出したりと、自分で考える力を育てる授業をしてきました。授業研究会の時、子どもたちは、多くの先生方や指導主事の先生に囲まれながらも、いつも通りに授業を受けることができました。緊張するはずの状況で、普段と同じように、考えて意見を言ったり、わからないと質問したりと、意欲的に取り組んでいたのです。つまり、子どもたちにとっては、いつもと違う状況でも、算数の学習に集中し、自分の考えを追及するという姿勢が身についていたということです。これも、急にできるようになったのではなく、4月からの毎日の授業で培われた力なのです。


  また、全国模試の結果を見ても、4年生は、特に国語の偏差値が高く、しっかりと力がついてきています。それは、特別な勉強をしたわけでも、模試対策をしたわけでもありません。毎日のノートをきちんと取り、宿題の漢字練習やワークを丁寧にやっていたことの成果です。丁寧にやることが当たり前になっている子どもたちがほとんどなのです。これこそ、日々の積み重ねが、いかに大切かを物語っていると思います。


 


  いろいろな場面で、成長する子どもたち。でも、その力を定着させるには、やはり毎日の努力の積み重ねがあって、初めて本物の力となり身につくのです。


  3学期も大きな行事があり、きっとその度に子どもたちはたくさんのことを学ぶでしょう。でも、何よりも毎日の学習や行動を大切にしながらそれらを積み重ね、次の学年につなげるようにしっかりと見守り指導していきたいと思います。


 


                                                      小学校4年3組 担任

長野県のさらに奥へ!

投稿日:2016.01.06

小学校4年生は、現在長野県について調べています。一年間をかけて、総合の時間や社会の時間を使いながら、調べ学習を進めています。


 また、11月7日(土)には「長野県フェスティバル」を開催し、小学校3年生や保護者、地域の方々に長野県の魅力を発表したり、パンフレットを作って配ったりして長野県の良い所や観光名所などを沢山の方々に紹介しました。


 


 そして、さらに長野県の魅力に迫るべく、11月18日(水)に長野県庁を訪問してきました。子ども達は見学に行く前から、「緊張するな~。」「県庁ってどんなところなんだろう。」ととても楽しそうに話し、県庁見学を心待ちにしていました。


 


 当日、県庁に着き、2グループに分かれて県庁の中を案内して頂きました。議会棟では、県議会が行われる議場に入り傍聴席に座らせていただきました。議会は、私たちの代表である議員のみなさんと、知事をはじめとする県の担当のみなさんが、条例を決めたり問題を解決するために話し合いをしたりする場所であることや、議場の配置や本会議の会期などについても説明を受けました。


 そして今回のメイン行事!「子ども豆記者体験」です。これは、子ども達が県庁の中にある各課に行って、そこで働いている方々にインタビューをするという活動です。「長野県の工場」や「信州のお米とそばのはなし」、「信州豆博士」など7つのテーマがあり、その中から自分の興味のある事柄について、県の担当課のみなさんにたくさんの質問をしてお話を伺いました。長野県の"これまで・これから"についての丁寧な説明の中には新しい発見がたくさんあり、自分たちが暮らしている長野県のことをより深く知ることができました。県庁の方々から「事前学習をよくしており、様々な角度から質問をしてきて、素晴らしいですね。」とお言葉を頂き、とても貴重な体験となりました。


 


 県庁見学の後は、今年45月に7年に一度の御開帳でにぎわった善光寺を訪れました。秋の善光寺、境内はしっとり落ち着いた雰囲気に包まれていました。大きな香炉で煙をつけ、みんなで幸せと健康をお祈りし、境内の散策を終えたあとは、お土産の購入を楽しみました。


 


 14日に行った長野県フェスティバルに引き続き、自分たちが住んでいる「長野県」について、更なる興味と郷土愛を育むことにつながる充実した一日となりました。


 


 


4年2組 担任

長野県フェスティバル

投稿日:2015.12.18

 今年度4年生では総合的な学習の時間に長野県についての学習を行ってきました。


 最初に長野県の産業や観光、自然等について、自分自身が興味を持っていることを学習し、新聞を書いて、同じ3階にいる小学2年生と3年生にも興味を持ってもらおうとしました。各自新聞が出来上がり、「こんなにすごいんだ長野県!」と意気込んで伝えようと廊下に掲示しました。


 


 さて、その成果は...



 アンケートをとり、新聞を見て興味を持ってくれたかを確かめたところ、見たけれども内容までは伝わっていないという結果でした...。


 


 次なる手段を考えようと、学年で集まり話し合いをしました。
 新聞をはっておくだけでは伝わらない。実際に説明をしたいということで、長野県フェスティバルを行うことにしました。長野県フェスティバルでは、テーマごとにブースをつくり、説明したり、実物を展示したり、パンフレットを渡したりして、同じフロアにいる2・3年生に直接説明することになりました。


 学習発表会ではなく、フェスティバル。イメージは高校の学園祭です。
準備をしている時はさながら高校の学園祭のようにワイワイ楽しみながら展示物や当日お客さんに渡すものを作成しました。長野県の学習の一環ではあるけれども、楽しく学ぶことも大切です。


 


 いよいよ当日。
 各ブースに3年生が集まり、フェスティバルのスタートです。(土曜日に行ったため2年生は見ることができませんでした。)
 限られた時間の中で一生懸命発表し、長野県の素晴らしいところを直接伝えることができました。
3年生のみんなもフェスティバルの雰囲気を楽しんで、長野県について学習してくれたことでしょう。


 


 3学期には、初めてのプレゼンテーションコンテストです。もちろんテーマは「長野県」。
 1年間学習してきた成果を出す絶好の機会です。今はプレゼンテーションコンテストで素晴らしい発表ができるように準備しています。
 長野県の産業や観光がこれから先こうなってほしいという一人ひとりの思いを込めて、発表します。


 どれだけ自分が住む場所に対する郷土愛を育むことができたか、プレゼンテーションコンテストでの発表が本当に楽しみです!


4年1組 担任