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才教ダイアリー2016

体育祭が終わっても・・・

投稿日:2016.06.21

体育祭が終わり、余韻が残る日々が続きます。


1学期が始まってからというもの、体育祭に向けての日々の練習でたくさん運動した子ども達。


さぞや、もうへとへとであろうと思っていました。


 


しかし、実際に体育の授業がはじまると元気いっぱいです!


ドッジボール、キックベース、スポーツテストなど・・・


体を目いっぱい動かし、楽しそうに運動をしています。


 


才教の心得、第6条には、


「体を鍛えよ。自己を肯定し、自立を促す力は健全な体に宿るものなり。」


とあります。


 


何事においても、体が元気でなければその力を発揮することはできません。


勉強も運動もしっかりと両立し、心身ともに元気な子ども達を育てていくよう、これからも取り組んでいきたいと思います。


 


 


体育担当


 

『2年後の宿題』

投稿日:2016.06.17

 中学生となり、2ヶ月が経ちました。


 


 小学校と比べて、自分で考えることの多くなった学校生活や更に重くなったかばんにもようやく慣れ、やっと自分を鍛える段階になりました。


 


 そんな中で迎えた体育祭。中学1年生のテーマは「先輩の姿から学ぶ」ことでした。


 


 練習の段階から、先輩たちの姿を追い続け、生活ノートにも「先輩のリードで勝てた。」「先輩の厳しい言葉に勇気を持てた。」「先輩からアドバイスをもらった。」と、毎日のように書かれていました。


 


 先輩の存在に憧れの眼差しと信頼を持って練習に取り組み、迎えた本番。


 


 共に闘った先輩から得たものは、思っていたよりも大きかったようです。


 


 それが、自分へ宛てた「2年後の宿題」です。


 


 「応援団長となり、後輩をリードする。」


 「用具係長として進行を助ける。」


 「キャプテンとして、自分の組を優勝へ!」


 「得点の集計をしてみたい。」


 「スローガンを大きく書いてみたい。」


 「太鼓をやまびこドームで響かせたい。」


 「放送係長になりたい。」......


 


 夢は大きく膨らんだようです。


 


 そして、そこに一歩でも近づくように、日々の生活にも張りが出てきました。


 


 今度のキャンプでも、まだまだ未熟な自分の殻を破り、自分を鍛えて帰ってくることでしょう。


 


 中学1年生、これからの成長が楽しみです。


 


 


中学校1学年主任

自然とともに生きる~小4登山遠足~

投稿日:2016.06.14

晴天に恵まれた6月、小学4年生は牛伏寺から鉢伏山の登山遠足を行いました。


 


重要文化財であるフランス式階段工の役割やかつて大きな災害がこの地域であったことなどを学習しながら山に登りました。


遠足というよりは本格的な登山の第一歩という厳しいコースです。ガイドの方からは小3~小4の子のほうがスイスイと登っていけるという話でしたが、本当にその通りでした。疲れを見せることなく元気に全員お弁当を食べる地獄谷石切場に到着しました。天気も良く、松本平の南部が一望でき、体育祭を行ったやまびこドームもよく見えました。


景色を楽しんだのはもちろんのこと、鳥のさえずり、川の流れの音、トカゲやヘビとの遭遇、たくさんの草花、森林の香り...自然と触れ合う機会をたくさん持つことができました。


 


凄かったのはお弁当を食べた後でした。子どもたちが山の中を駆け回り始めたのです!ケガを心配してヒヤヒヤしましたが、子どもたちが自然と一体になる姿はとても清々しいものでした。


 


登山遠足で、私たち人間が自然の一員であることを学ぶ貴重な機会となりました。


 


 


小学校41組担任

全力でやるからこそ

投稿日:2016.06.09

入学式を終え、2か月が経ちました。


1年生も学校生活に慣れてきて、楽しく毎日を過ごしています。


そんな中、大きな行事がありました。それは体育祭です。


1年生にとって初めての体育祭であったため、「楽しみだね。」「どんなことをするのかな。」と盛り上がっていました。


 


赤組白組に別れ、競技や応援の練習がスタートした5月。


練習とはいえ、勝った組は喜び、負けた組は悔しがる姿をよく見ました。


感情を出して喜んだり、悔しがったりするのは、見ているこちらも、気持ちが熱くなるものですね。


 


 


しかしある時、こんなことがありました。


それは負けた方が言い訳をすることです。子どもらしいと言えば子どもらしいのですが...。


 


「全力で」という言葉。これは生徒会の5月目標になっていました。


そこで、「全力で勝負して負けたら、相手が強かったという気持ちと、次は負けないという気持ちしか残らない。」という話をし、「本当に全力でできているか」を子ども達に考えさせました。


すると、その後の練習では、言い訳をする子はほとんどいなくなりました。


 


本番が近くなると長時間の練習もありましたが、誰一人弱音を吐くことなく、自分の組が勝てるように精一杯練習していました。


 


 


そして迎えた本番当日。


どちらの組も全力で勝ちにこだわる姿が見られました。


立ったまま他の学年を応援したり、自分の競技の準備をしたりと、休まず頑張っていました。


自分が出場する競技で負けてしまい、悔し泣きをする子もいました。


全ての競技が終わり、総合優勝は赤組という結果でした。


 


閉会式の後、解散をするために学年ごとに集まりました。


その時の子ども達はというと、勝った赤組も負けた白組もとてもいい顔をしていて、全員が全力を出し尽くしたことが伝わってきました。


 


全力でやるからこそ、得られる感動があります。


体育祭だけではなく、これからの生活でこの気持ちを大切にし、何事にも全力で挑戦してほしいと思っています。


 


 


小学校11組担任