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才教ダイアリー

2学期がスタートしました!

投稿日:2014.08.21

本日(8/21)より、2学期がスタートしました。静かだった校舎に、たくさんの笑顔と歓声が戻ってきました。始業式、壇上から見た子どもたちのまなざしは、たくさんの夏休みの思い出とこれから始まる2学期に向けての期待や興奮で満ちているように見えました。2学期には、子どもたちからどんな感動をもらえるのか、今から私もワクワクした気持ちでいっぱいです。
 
感動と言えば、去る8月14日、私は甲子園に高校野球を見に行ってきました。長野県代表の佐久長聖高校を応援するためです。あいにくの小雨も混じる曇り空の下でしたが、高校球児たちの一球にかける熱い姿に本当に魅せられました。応援スタンドの熱気も凄まじく、我々の思いが通じたのでしょうか、長野県勢としては実に4年ぶりに、佐久長聖高校は初戦を突破してくれたのです。勝利の瞬間のあのスタンドの高揚感と一体感は何物にも代え難く、この夏の私の一番の思い出となりました。
 
その応援スタンドの中に、3年前に才教学園中学校を卒業し、佐久長聖高校へ進学したA君の姿がありました。彼は現在、吹奏楽部の副部長として充実した学校生活を送っているそうです(私とは初対面でしたが、しっかりと目をみて挨拶をしてくれました。さすが、才教学園の卒業生ですね)。部員に指示を出しながら、一生懸命に楽器を演奏し、母校を応援するその姿は、学生時代の「青春」そのままの姿でした。本当に何事にも全力で真剣に取り組む子どもたちの姿は、美しいものです。
 
ところで、東京にある超進学校の開成中学校・高等学校校長の柳沢幸雄先生は、学生時代最も大切なことは、勉強以外に寝食を忘れて打ち込むことができる「何か」を見つけることだと説いています。自分の自由な時間を使って没頭できるものを見つけることで、時間のマネージメントを習得し、個性を磨き、自立を促し、そして職業観までをも身に付けることができると仰っていました。その通りだと思います。そして、甲子園で出会ったA君や応援団、吹奏楽部、野球部等の生徒たちは、きっとそんな「何か」を見つけ、前向きに自分の力を信じて突き進む毎日を送っているのでしょう。目は自信と活気に溢れていました。実に清々しい!
 
才教学園の児童・生徒たちにも、やがてはそんな有意義な時間を過ごしてもらいたいと切に願っています。そのためには、まずは夢中になれる自分を、全力で物事に取り組める自分を作りだすことが第一歩! さあ、2学期、さらなる成長を求めて、共に頑張りましょう!
 
理事長 小松 崇