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才教ダイアリー

うんとこしょ、どっこいしょ

投稿日:2014.08.28

1年生、1学期の生活も終わりに差し掛かってきたころ、


国語で「おおきなかぶ」の学習をしました。


かぶを おじいさんがひっぱって、


おじいさんを おばあさんがひっぱって、


おばあさんを まごがひっぱって...


そう、みなさんがよく知っているお話です。


 


登場人物の気持ちを想像したり、どんな会話をしたかを考えたりしたあと、


2つの班に分かれて劇をしました。


1つの班は7名。登場人物は3人と3匹。


 


「あれ?せんせい、ひとり(1ぴき)たりないですよ!」


そこで、ねずみが加わっても、かぶが抜けなかったら、と仮定して


それぞれの班でお話の続きを考え、劇をすることにしました。


 


「おじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみってだんだん ちいさくなっているから


 ねずみよりも ちいさいどうぶつをよんでこようよ。」


「いいね。」


「でも、ねずみをよんできて ぬけなかったから、おおきいどうぶつをよんできたほうが


 いいとおもう。」


「ぼくは、くまがいいとおもうよ。」


 


なるほど!そんな考え方があったとは...


子どもたちの意見は、どれも びっくりしてしまうものでした。


 


班の中で多数決を取り、片方の班は「うさぎ」、もう一方の班は「くま」を呼んでくることに決めました。


セリフを考え、練習をするにつれて、だんだん劇らしくなってきました。


 


そして、いよいよ発表会。


みんなで協力して発表した劇は、どの班も個性的で、素晴らしかったです。


「きんちょうしたけど、みんなで きょうりょくできてよかったです。」


「みんなでいっしょにできたから、ちゃんと かぶがぬけたとおもいます。」


「せんせい、また みんなで げきをやりたいです!」


 


みんなで考えて、話し合って決めたからこそ達成感が味わえたのだと感じました。


2学期も、みんなで力を合わせて がんばりましょうね!


 


小学1年1組 小宮山 弘子