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才教ダイアリー

さいきょう商店街

投稿日:2014.09.09

 8月27日、毎年恒例のさいきょう商店街が開かれました。2年生の工夫を凝らした自慢のお店、16店舗が並びました。どのお店も「売上1番を目指す」ことを目標にして準備をがんばって、1学期の中頃から、どんなお店にするか考え、廃品利用をモットーに商品を作りました。


 当日は2年生の「いらっしゃいませ!」の声とともに、買い物がスタートしました。1年生は、各自白無地の紙袋にクーピーや折り紙で飾り付けをした可愛らしいお買い物袋を提げて買い物を始めました。お店屋さんの2年生はもちろん、お客さんの1年生も期待に胸をふくらませている姿を見て、とてもほほえましく見えました。


 お店には女の子が喜びそうなきれいなアクセサリーや、見た目もカラフルなけん玉などなどたくさんの商品が並びました。またところどころで、ダーツや魚釣りのゲームのコーナーが設けてあり、1年生はお目当てのお店を回りました。初め2年生は緊張した様子でしたが、だんだん笑顔で声をかけるようになっていきました。1年生も好きなお店には何度も足を運び、じっくりと商品を見たり、質問をしたりしていました。特に、ゲームをするお店では1年生にゲームのやり方を優しく教えたり、「初めは、練習でいいよ。」「一緒にやってあげるよ。」とゲームが上手にできるように手を貸してあげたりする姿が見られました。普段から仲の良い子ども達ですが、1年生に対しても本当のお兄さんお姉さんのように優しく接している様子があちらこちらで見られました。1年生から後日、さいきょう商店街の感想文が寄せられましたが、そのなかには、「来年は2年生みたいに、たくさん商品をつくったり、1年生に優しくしたりしたいです。」という感謝の言葉があふれていました。今年もさいきょう商店街のバトンが確実に渡されたなと感じました。そして、2年生は「上級生として」という言葉を強く実感した「さいきょう商店街」になりました。


 


小学2年1組 鰐川 聡子