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才教ダイアリー

一年の計は元旦にあり

投稿日:2015.01.10

 小学一年生では、「しせいをよくする」「けじめをつける」「ぜんりょくでとりくむ」の三つを二学期の目標にして過ごしました。
 
 誰かが話している時、話す人の方を向き、良い姿勢で聞くというのは、極めて重要な学びの第一歩でありながら、案外難しいことです。教室では、「相手を見て、一生懸命、うなずきながら、笑顔で、おしまいまでしっかり聞こう」という「ききかたあいうえお」を掲示して、事あるごとに声に出して読んできました。友だちの発表を聞いたり、先生の指示を聞いたりするときには、作業をしていても一旦手を止めることを、普段から意識するようにして、徐々に身に付けていきました。
また、けじめをつけるために、三分前行動一分前着席を、より徹底させていこうと、時刻係という役割をつくり、友だちに「三分前だよ。」という呼びかけをする仕事を頼みました。
 
 そんなある日、国語の授業で「りくつっポスター」を書くことになりました。「クラスがもっともっと良くなるために、このことをみんなで頑張ろうよ!」と、みんなに呼びかけるポスターです。ポスターには、どうしてそのことを頑張った方がいいのか、という「理屈」も書きました。
 
 「しずかに、すばやく、せいれつしよう!どうしてかというと、しずかに、すばやく、せいれつしなかったら、たいいくや音がくやちょうれいに、おくれてしまうからです。みんなをならばせるのが、すばやくできたら、もっともっとよくなるかもしれないので、わたしも、せいれつがかりのしごとを、がんばります。」
 「人のはなしや先生のはなしをしっかりきこう!はなしをしっかりきいたら、いまなにをするかがわかるからです。あと、はなしをきいてもらえないのは、いやな気もちだからです。」
 
 子ども達が書いたのは、どれもクラスのことを考えた大切な呼びかけでした。そこで、日替わりで子ども達が書いたポスターの中から一つを選んで、それを「きょうの目ひょう」にしました。「じかんぴったりに、じゅぎょうをはじめよう!」を目標にすれば、みんなで協力し合って、全部の授業を時間通りに始めることができました。「せいりせいとんを、しっかりやろう!」を目標にすれば、休み時間を使って、引き出しやロッカーの整理整頓を頑張っていました。自分たちの言葉で書かれた目標は、効果絶大です。
 
 二学期の終業式では、30分以上に及んだ式の間ずっと、立ったまま姿勢を正して話を聞き、誰一人として弱音を吐かなかった一年生。その姿は、本当に凛々しく、誇らしく感じられました。二学期の最後にして、子ども達の成長を目の当たりにしました。
 
 新しい年を迎え、気付けばもう三学期。子ども達が、それぞれに自分の目標を立てて、苦手なことにも進んでチャレンジし、充実した三学期を過ごせますように。
 
 寒い冬を越えて、チューリップが芽を出す頃、子ども達がまた一回りも二回りも大きく成長していることを楽しみにしています。
 
小学1年3組 原 成美