投稿日:2015.03.04
5年3組としての1年間の活動も残りわずかとなりました。3学期は短い学期ながら、様々な行事や活動があります。
1月にはスキー教室。2月はプレゼンテーションコンテスト、百人一首大会。3月は志論文、中3生を送る会。日々の授業や学習と、大きな行事が同時進行となり、3学期は毎日が大忙しです。当然、時間を効率よく上手に使うことも精神的な強さも必要になります。その反面、取り組みが乱雑になってしまうことも多々でてきてしまいます。しかし、友だちとの付き合い方は雑になってはいけません。
先日、子ども達に日々の生活の中で友だちとの付き合いで上手くいかなかったことがあるかを聞いてみました。すると、男の子達は「昨日、○○君とケンカした」などと口々につぶやき、女の子達はウンウンとうなずく姿がありました。友だちとの付き合い方に悩むことが増えてくる年頃のようです。
どうして上手くいかなかったのかを聞いてみると、
「自分がイライラしていたから」
「自分の意見を主張しすぎたから」
「相手を誤解していた」 という理由がでました。
そこで、相手にとっての「本当の友だち」とはどんな友だちなのかを考え、本当の友だちの条件ベスト5をみんなで決めました。
① 約束・秘密を守る人
② 何でも話し合える人
③ 自分(僕/私)の事をよく知っていて、
自分(僕/私)を受け入れてくれる人
④ 誰にでも平等な人
⑤ お互いの事を考えられる人
子ども達は成長する過程で、優しさや正直さ、思いやりなどの善い心が育まれています。一方で、干渉しない、雑になる、ずるくなるなどのその反対の心も同時に生まれてしまいます。子ども達もそれは感じている様子で、感想で以下のように出てきました。
「善くない心が出てしまっても、その2倍の善い心を出せるようする」
「自分の心をコントロールしていきます」
「善くない心を出してしまう自分をすこしずつ変えて、本当の友だちになりたい」
「自分の事ばかり考えるのはやめて、本当の友だちになりたい」
5年生として残りの1日1日を大切にし、学級目標「全力三組」を実現するために、友だちと信頼し合える関係を築いてもらいたいです。6年生へ向けて、友だち付き合いにも、様々な活動にも全力で誠実であってほしいと願い、子ども達を見守っています。
小学5年3組 髙澤 明範