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才教ダイアリー

『Triple Beauty』にこだわる

投稿日:2015.07.01

 今年の4月1日。


新生4年1組の担任として最初の仕事は、担任としての一年間の大きな目標を決めることでした。


「当たり前のことを当たり前に」という考え方に何か加えた目標にしたいなあ...ということから「当たり前のことを当たり前に、そして美しく」という目標を設定しました。


良い・悪いという判断ではなく、良いのは当たり前。美しいか美しくないかで一年間さまざまなことを判断しようと心に決めました。


 


『Triple Beauty』とは、「美しい行動・美しいことば・美しい学び」を表します。


始業式の後、言葉の説明から始めましたが、思いのほか子どもたちの反応は良いものでした。


 


整列はアイコンタクトで、大きな声で指示を出さない。


教室環境を整える意識を持ち続ける。


美しい言葉遣いを常に心がける。


自ら楽しく学ぶ姿勢を忘れずに学習する。


 


口に出して言うのは簡単なことですが、なかなか行動に移すのは難しいことです。


 


ところが、


行動に移すことができたできごとがありました。


 


給食の準備中、目の前の下級生の教室で、手を滑らせて汁缶の中身をすべてこぼしてしまったとき、自分たちのクラスの給食の準備そっちのけで駆けつけ、片付けをしました。


片付けた後も、みんなソワソワしています。


「給食足りているかな...。」


心配して、食も進みません。


片付けをしただけでなく、最後まで下級生を心配する姿は低学年のリーダーとしてあるべき姿だったと思います。美しい行動でした。


 


壮大な目標に一歩でも近づけるように、今日も4年1組のみんなは頑張り続けます。


 


4年1組担任