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才教ダイアリー

暖かい心

投稿日:2015.10.26

小学2年生の体育の授業でドッジボールをしていた時でした。郵便局員の方がいつものように荷物を配達しに来ていました。

しかし、その郵便局員の方は駐輪場や体育倉庫、校庭のフェンスを行ったり来たりしていました。どう見ても何かを探している様子でした。ちょうどその時、子どもの投げたボールが郵便局員の方の近くまで転がっていきました。ボールを拾いに向かった子と一緒に郵便局員の方の近くに行き、話を聞いてみると、伝票が風で飛ばされてしまったとのことです。ボールを拾い、子ども達がいる場所に戻ると、

「先生、あの人どうしたんですか?」

「大切な紙を落としてしまって探しているんだって。みんなどうする?」

すると、一人の子が「みんなで探してみようよ!」と言うと、勢いよく周りの子達が探し始めました。

「先生!ありました!」見てみると、...スーパーのレシート。

「先生!きっとこれですよ!」今度はスポーツショップ名が記載されているラベル。

"大切な紙"としか言っていないので、色々見つけて拾ってきてくれるわけです。

郵便局員の方も笑っていましたが、紙の大きさと色を伝えるとすぐにまた探し始めました。

困っている人がいると、どうしたのかと聞き、すぐに何とかしてあげようとする子ども達。結局、この時間に伝票を見つけることができませんでしたが、郵便局員の方は授業中にもかかわらず色々探してくれてありがたかったと言っていました。

その後、探していた伝票が見つかり、下校の時に見つかったことを子ども達に伝えると、「見つかってよかったですね。」と、にこにこしながら笑顔で帰っていきました。

これからも目の前で困っている人がいたら、いつでも手を差し伸べられる人になってくれることを期待しています。

 

 

小学校2年生 体育担当