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才教ダイアリー

自分のからだは自分で守る

投稿日:2015.10.29

昨年度から保健室の廊下のガラスには、毎月、健康に関する掲示物を貼っています。


 


毎月、掲示物が変わると...


「あ!新しくなっているよ。」


「これは何だろう?」


など、様々な声が保健室前の廊下から聞こえてきます。


 


10月は"目について"の掲示物です。


本校には、視力の低い子どもたちが多くいます。そこで、テレビやゲーム、本を読むときの距離をリボンで示したものを掲示しました。


友だちと一緒にリボンを伸ばしながら、「私はこのくらいでいつも観ているよ。」と話していたり、実際にリボンを目に当てながら距離を確認していたりしている姿も多くみられました。


このように、足を止めて掲示物を見ていく児童生徒が少しずつ増えてきて、健康に関して興味関心を持ち始めてくれているのではないかと感じています。


 


また、とあるクラスでは体重測定後にこの掲示物を使って保健指導を行っています。


10月の体重測定後に行った保健指導では、本を読むときの距離を子どもたちに尋ねると、「僕はこのくらいで読んでいます。」「私はこのくらいです。」とクラス全員が元気よく教えてくれました。距離が近かった子どもには、「もう少し離した方がいいかな。」とアドバイスをしてみると、"うーん。このくらいかな...。"というような顔をしながら正しい距離を確認している姿もありました。


 


今後も掲示物やほけんだよりなどから、子どもたちが自分のからだに関心を持ち、自分のからだは自分で守っていけるようになってほしいと願っています。


 


保健 担当