投稿日:2016.01.23
とある日の出来事。
私も子どもたちと遊ぼうと思って南階段を下っていた時に、1階と2階の踊り場に小さくうずくまった3人の姿がありました。
「こんにちは。どうしたの。」と声をかけると、
「こんにちは。ゴミを拾っています。」と元気な声が階段に響きました。
その後
「あっ、時間だ。戻ろうよ。」と言って、2階の方に上がるのかと思っていたら、なんと、階段を下り始め、そのまま保健室の前を通って行きました。
なんと1年生が階段のゴミを拾っていたのです。
その姿に驚きをしました。
普段の生活で使うことのない階段を1年生が学校をきれいにしようと思って行動している姿に感動しました。2年生の準備ができているなと感じました。
さて、私のクラスではどうなんだろうと思って、少し心配になりました。
すぐに教室に戻り、今の出来事を話したら、
「すごい!」
「僕は拾ってないや。」
「次は絶対拾うぞ」と良い行いを素直に認め、自分の生活に生かそうとしていました。
そして、翌日の昼休み。
教室では、「ねぇ、一緒にゴミを拾うに行こう。」とか、「先生、ゴミいっぱい拾ってきました。」「1年生にお礼を言いました。」と自ら進んで、良い行いを実行する姿がありました。
その翌翌日もゴミを拾いにいきました。
きっかけは後輩の姿でしたが、それを素直に受け止め、自分の生活に振り返り、良い行いを自分もしようとする姿はとてもすばらしいと感じています。
次学年への準備もできつつあります。
あと2ヶ月でどのくらい、成長できるのか楽しみです。
小学3年3組 担任