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才教ダイアリー

声をかけ合い最後まで

投稿日:2016.06.24

 素晴らしい青空の下、610日(金)に小学2年生は、1年生と一緒にアルプス公園へ遠足に行って来ました。


 


 東駐車場から1年生と2年生が並んで二列で歩きました。前日に雨が降ったため、森の緑はひときわ美しくキラキラと輝いていました。チョウ、トンボ、テントウムシ、セミ、たくさんの野鳥などが、私たちを迎えてくれました。真っ赤なヘビイチゴの実、きれいな花々、松ぼっくりなどにもわくわくしました。1年生ともすっかり仲良くなって、手をつないで歩きました。


 


 しばらくして、いよいよ養老坂に差しかかりました。ここから急な山道が続くため、学級ごとに一列で登りました。うっそうと茂る木々が心地よい日陰を作っていましたが、額から汗が流れました。「みんな、がんばろう。」「あと少し、気をつけてね。」友だちからの言葉に励まされながら、一歩ずつ進んで行きました。(1年生のためにも、ここで弱音は吐けませんでした。)


急だった坂道が少しなだらかになり、花の丘に到着したときには、子ども達の顔は汗いっぱいの上、ほてりで真っ赤になっていました。「お水がおいしいね。」「がんばったね。」などとお互いをねぎらい、登り切った満足感と笑顔があふれていました。


 


小鳥と小動物の森では、オウム、サル、シカ、ポニー、イノシシ、クジャクなど、たくさんの動物達に出合い、お昼にはおいしいお弁当を食べて元気いっぱいになりました。午後はフィールドアスレチックや長い滑り台などで思いっきり遊び、バスに乗って学校に帰りました。


 


今回の遠足では、自分の中の「つらい」「暑い」「苦しい」などの心を乗り越えるだけでなく、学校に帰るまで「1年生のお手本になる。」という気持ちをもち続けて行動することができました。また、友だちとの会話の一つひとつやその情景が、かけがえのない思い出となりました。


この遠足で培った力を元に、学校生活でも最後まで諦めずに全力で取り組んでほしいと思っています。


  


小学校2年1組担任