投稿日:2016.07.05
小学校4年生は、図工の授業で「コロコロガーレ」というビー玉を転がす迷路を作りました。
「ジャングルみたいにしよう。」
「最後にサメに食べられるようにしよう。」
ひとりひとりにいろいろな発想があって驚かされることもしばしばです。
想像を広げると同時に楽しさもどんどん沸きあがり、子どもたちは夢中になって迷路を作っていきます。
コロコロガーレの制作にかける時数は8時間。授業が始まるときに「今日はここまでやりましょう」等と目標を伝えます。しかし、角の部分と紙の面をつけようとして「ここをつなげたいけどつきません。」と言ったり、ビー玉が途中で止まってしまったりと、なかなか思い通りにいかない場合もあるのです。
そこで休み時間になると、図工室には、授業の中でできなかったところまで追いつこうと頑張る子や、こだわりを持って納得いくものをつくりたいという子が集まってきます。
また、授業の最後にはきれいに掃除をして図工室を退出することになっているのですが、「まだ汚いところがあります。」と言って、授業が終わった後も残って掃除をしていってくれる子もいます。
自分で考え、行動できるようになったところを見て、「さすが4年生!」と思います。
図工担当