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才教ダイアリー

さいきょう祭を終えて

投稿日:2016.11.08

 全校生徒一人ひとりが、無限の可能性を信じて取り組み、輝いたさいきょう祭。毎年、早い学年では6月ごろから演目の練習が始まります。


演目が発表されるときの反応は様々です。初めてのさいきょう祭を前に、期待を膨らませる小学1年生。ちょっと不安な顔をした子もいます。でも、2年生・3年生になると、「よし!今年も頑張るぞ!!」という雰囲気がいっぱいです。高学年、中学生ともなると、「難しすぎる・恥ずかしい・大変そう」などという気持ちを抱きながらもステージに立つ責任感がしっかり芽生えています。


しかし、さらに上を目指すのが才教生。


「これまでの先輩たちが見せてくれた立派な姿を超えたい。そして、去年の自分たちをも超えて、成長した姿を見せたい。」という思いが大きくなり、練習に前向きに取り組むのです。学年によってはオーディションが行われ、「この役がやりたい!」と自ら挑戦する子がとても多いのがすごいところだと感じます。


今の自分より一歩前へ...と努力を積み重ねるから、本番で夢のようなステージを経験できるのだと思います。一人ひとりの役割が違っても、友達と励ましあったり、意見を交わしたり、切磋琢磨しあって全員で一つの演目に取り組むからこそ味わえる感動があります。だから、「また来年も、頑張ろう。」と思えるのでしょう。


 


さいきょう祭後には、たくさんの反響をいただきました。その中に、「どの演目がよかったということではなく、どの演目も個性があって素晴らしかった。」との感想がありました。小学1年生の『葉っぱのフレディ』に出てきた、「みんなちがっていいんだね。」というセリフを思い出し、胸が熱くなりました。


大きな成功を収めた才教生たちは、もう次に向かっています。また来年、一人ひとりの個性が輝くさいきょう祭をご覧いただけるよう、着実に歩みを進めていきます。


 


音楽科担当