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才教ダイアリー

プレゼンテーションコンテストに向けて

投稿日:2017.01.13

 2017年、酉年を迎え、3学期がスタートしました。


5年生としての生活も、残りわずかです。


クラスのある男の子から届いた年賀状には、「3学期は、プレゼンをがんばります!」という意気込みが書かれていました。


 


3学期は、スキー教室や百人一首大会など、子どもたちにとって楽しみな行事が目白押しですが、2月には才教学園の3大行事の最後を飾る「プレゼンテーションコンテスト」が控えています。


これは、「将来、社会で不可欠なプレゼンテーション力を小中学校の年代から身につけよう、より洗練させよう」と行っている、本校ならではの行事です。本来テーマは自由ですが、5年生は、総合的な学習の時間で一年間取り組んできた「学校をよりよくする活動」について発表します。


 


子どもたちは、1学期から「学校をより良くする」ためには何が必要かについて一人ひとり考え、「挨拶」、「友だち関係」、「体力向上」など、同じテーマを選んだ子ども同士でグループをつくり、課題解決に向けて活動してきました。


5年生は、小学校の最高学年でもなければ、生徒会にも所属していない身です。そんな子どもたちが、今の自分たちに何ができるのかを考え、現状をより良くするために、生徒会や他の学年がまだしていない活動を見つけて提案したり、まずは5年生の中だけで活動をして意義を確かめてみたりしました。ところが、これが思った以上に難しく、どうすればよいのかとグループみんなで頭を悩ませることもありました。しかし、悩んだ分だけ自分たちだけで考える力もつき、2学期の終わりにはこちらも驚くような豊かなアイディアを提案する姿が見られるまでになりました。


そのため、今学期はこれまでの活動を踏まえた上で、グループごと2回目の活動に取り組み、その内容をプレゼンテーションコンテストに向けて、一人ひとりがまとめていく予定です。自分たちが行ってきた活動の意義について、じっくりと考察を加えた上で、自信を持って臨んでもらいたいと思います。


 


一年間の集大成である3学期、子どもたちはどんな日々を積み重ねていくのか。


学年目標に「一人ひとり自分に何ができるか考え行動する」と掲げた5年生が、プレゼンテーションコンテストを経て、どんな成長を遂げるのか。


準備に奮闘する毎日ですが、本番が今からとても楽しみです。


 


小学校5年2組担任