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才教ダイアリー

「初めて」を経験

投稿日:2017.01.17

 3学期が始まり、中学2年生にとっては3年生になる準備をする最後の期間となりました。今年の春から3年生になるにあたり、2学期の後半から、生徒会選挙や縦割り清掃班の引き継ぎなど、数々のことをこなしてきました。そんな子どもたちの学校生活の中には、いくつもの「初めて」があったと感じます。


一つ目は幼稚園実習。幼稚園を訪問するということは初の試みでした。先例がないということで、子どもたちは緊張していたようですが、園児とすぐに打ち解け、楽しそうに遊ぶ姿が見られました。実習先の先生方からも、「子どもへの接し方が上手だ」という評価をいただくことができ、来年の後輩の実習につなげることができました。


二つ目は生徒会の引き継ぎ。来年度から委員会の数が増え、小学校56年生も参加するようになります。また、2年生全員が委員長・副委員長・書記のいずれかの役職に就くことになります。初めての委員会への所属、初めての56年生の参加、初めて全員が役職を担う。子どもたちにとって「初めて」づくしの生徒会活動が始まります。


今まで経験した人が誰もいない、ということは不安なものです。しかし、これも見方を変えれば「自分の手で新たなものを築き上げることができる」というチャンス。私も高校受験をするとき、「この成績で合格した人はいない。」と言われ、志望校の変更を促されましたが、「ならば私が初めての合格者になろう。」と考えました。


どんなことも、捉え方次第でプラスにもマイナスにも変わっていきます。子どもたちには、ぜひ前向きに考え、今後を過ごしてほしいと思います。


 


中学校2B組担任