投稿日:2017.02.28
本年度も残り1か月となりました。
4月当初、保健室に来室しても言いたいことがうまく伝えられず、戸惑っている様子の児童がいました。
最近では、「失礼します。○年○組の○○です。○○で転んでけがをしたので手当をしてください。」と、どんな状況でけがをしたのか、どんな状態なのかを自分からしっかりと伝えられるようになりました。
身長を測りに来室する児童生徒もいます。
「やったー! 先生、身長が1センチも伸びたよ。」と、笑顔がこぼれます。
少し背が伸びたことがとても嬉しい様子で、友達同士はしゃぐこともあります。
子どもたちのそんなやりとりを微笑ましく見ています。
心と体の成長。
保健室だからこそ感じられる成長。
子どもたちの日々の成長を間近で見守ることができて、とても嬉しく思います。
さて、この3学期から、生徒会活動に“衛生委員会”が加わります。
私たち養護教諭から発信する保健指導だけではなく、子どもたちから子どもたちへと伝える保健指導が始まります。各階の保健掲示物の作成、感染症予防のための啓発活動や、給食指導なども衛生委員会の仕事となります。
こうした活動が家庭や児童生徒への働きかけとなり、健康への関心を高めていくことにつながるだろうと、これからの活動に期待を膨らませています。
まだまだインフルエンザの流行も続いています。
来室者が少ない日は、子どもたちが健康な証。
児童生徒一人一人が、元気に充実した日々を送れることを願っています。
保健室