投稿日:2017.06.20
小学2年の生活科で平田駅まで町探検に行きました。
歩いて約4キロメートルの道のりでしたが、才教学園には、遠くからスクールバスや電車で通っている生徒も多く、「自分が住んでいない町」を知ることになる児童がほとんどで、ドキドキしながら町探検をしてきました。
駅まではみんなで歩いていくのですが、まずは安全を考え、クラスごとに約束を決めました。
「町探検の約束を、みんなで決めたいと思います。何にすればいいと思いますか。」
なかなか発言が出ないのでは…と心配しましたが、次々と手が上がりました。
「挨拶をする。」
「手をあげて横断歩道を歩く。」
「先生の言うことを守る。」
「まわりをよく観察する。」
「勝手に行動しない。」
「大声でしゃべらない。」
など、たくさんの約束が決まりました。
そして、町探検当日は、それぞれが決めた約束を出発前に再確認しました。
「約束を守って探検しましょう。」と言うと「はい。」という元気のよい返事が返ってきました。
ほとんどの生徒が平田駅に行ったことがなく、短い距離を歩く間には町の工夫など初めて知ることがたくさんあったようです。点字ブロックには形が違うものがあり、「曲がらなければいけないところに丸いブロックがあるんだ。」と気付いた生徒もいました。
学校に戻り、みんなで決めた約束を守れたかどうかを確認したところ、「守れました。」という生徒がほとんどでした。
「横断歩道でみんなが先に渡っていってしまったけど、赤信号できちんと待つことができました。」
「歩いていた時、行き会った人に自分から挨拶ができてよかったです。」
「人にあったらきちんとこんにちはと言えました。」
自分たちで決めた約束を守り、最後まで楽しく町探検をすることができた2年生。約束を守ろうとする気持ちをこれからも忘れずにいてほしいです。
2年生活科担当