投稿日:2017.07.18
5年生は、国語の書写の授業で「平和」という文字を書きました。姿勢を正し、心を落ち着けて、一人ひとりが「平和」という言葉に向かい合う時間となりました。
筆の穂先を、流れるように次の画につないでいきます。体を真っ直ぐに整え、肘を張り、呼吸に合わせて筆を動かしていきます。字形を整えて、「平和」という言葉に込める気持ちが表れていくように、一枚一枚、真剣に取り組みます。
「これでいいですか。」
そう尋ねてくる生徒に対し、「自分の中で、まだ、という気持ちが残っているのならば、もう一枚挑戦してみてください。」と伝えて暫く待ちます。すると、「先生、見てください。」とさわやかな表情で、作品を大切そうに手渡ししてくれました。
生徒達は、全員が、それぞれに力のこもった作品を書き上げることができました。真剣な表情で諦めずに最後までやり遂げる姿。それは、学級のみんなで作り上げる大切な時間から生まれていきます。
信頼できる仲間との学習は、これからも心に刻まれていくことでしょう。才教学園で学ぶ喜びは、そんな、日常の一時間、一時間に重ねられていきます。
5年3組 国語担当