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才教ダイアリー

才教生の熱い夏-なりたい自分になるために-

投稿日:2017.08.22

 今年度の夏期休業は7月22日から8月20日までの30日間。そのうちの8日間は、6から9年生を対象にした「校内夏期講習会」が行われました。今年度は、より高い学力が身につくようにと内容をリニューアルして行われた講習会でした。対象生徒のおよそ7割が参加し、暑い夏に熱く学習に取り組む様子がありました。他校の生徒との戦いを自ら臨み、あえて校外の夏期講習会に参加した生徒も居り、受験を半年後に控えた9年生の全員が学習に勤しみました。


 学力指導部では今年度から「校内夏期講習会」に留まらず、9年生を対象にした4日間の「自主勉強会」を別日程で開催しました。9年生のおよそ半数の生徒が参加して、更に熱い夏を過ごしました。企画した側から言えば、予測を遥かに上回る参加人数に、9年生の「なりたい自分になる!」という熱意を肌で感じました。


 


 当然ながら入試当日は誰の力も借りることは出来ず、単独での戦いになります。しかしそれまでの過程では自分自身への甘えが出てしまったり、弱気になってしまったり、誘惑に負けてしまったりします。その時に力になるのが仲間(級友)です。受験をするという同じ境遇である仲間は何にも代え難い力であり、切磋琢磨し合いながら成長をしていきます。


「入れる高校ではなく、入りたい高校へ行こう!」・「それぞれの(てっぺん)を目指して行こう!」という合言葉に、夏休みをそれぞれの全力で取り組む姿に才教生らしさを感じました。


“先生、この問題の解き方、教えてください!”という言葉も恥ずかしがること無く聞ける姿にも成長を感じます。“解りました!ありがとうございます!”という言葉を聞くたびに、こちらも自然と嬉しくなります。


 


 多くの生徒は長野県立高等学校後期選抜(3月7日)が本番となります。残りの日数は200日を切っています。学習をちょっとだけして、寝て起きたら急激に成績が向上していた!…というような奇跡を待つのではなく、日々、薄紙を重ねるが如く成績を向上させていこうという気持ちで、生徒のみならず、教員の側も取り組んでいます。


 


 2学期には才教学園の三大行事のひとつである『さいきょう祭』があります。練習と受験勉強との両立は大変なことですが、才教生はどちらも手を抜くようなことはしません。両方に全力で挑戦し、そして両方で素晴らしい感動体験を求めて手に入れるのが才教生。


これから徐々に秋に向かいますが、まだまだ心の中は夏のように熱く、しかし頭は冷静になって果敢に目の前の試練に立ち向かう生徒たちを、最後まで熱く支援するのが才教学園の教師であると思っています。


教員も、『なりたい自分になるために』。


 


学力指導部(Ⅱ・Ⅲ期担当)・9年2組担任