投稿日:2017.10.20
今週末は、いよいよさいきょう祭本番です。
7・8・9年から選出された演出係。彼らが指揮・伴奏・パートリーダー・振り付け・誘導の担当を分担し、演目を作ってきました。
演出係は、各学年演目や混声合唱の練習に加え、低学年訪問練習、各学年振り付け練習、伴奏合わせ、全体練習、そして自分たち7・8・9年混声4部の音取りなどの活動を担っています。
中でも中心となる9年生は、練習の準備、進行、振り付けの考案と受験勉強とを両立して頑張ってきました。これも「才教学園で最後のさいきょう祭」という思いが強いからです。
プログラムのラストを飾る全校合唱。 全校で行う最後の練習で、こんな事がありました。
振り付けを細かい所まで揃えようと練習した後、7・8・9年の混声4部のハーモニーが出来ていないため、1〜6年生を目の前にして厳しい指摘を受けながらの練習が始まりました。表情や声量など、納得のいくまで何度も繰り返したり、パートごとに歌ったりしました。声が小さいと指摘され、同じ旋律を繰り返し歌ってみたところ、うまくいかない7・8・9年生。それを見ていた1〜6年生にチェンジしてやってもらったところ、素直に大きな声で歌ってしまったのです。
たしかに、素直に何でもやれる年頃の1〜6年生と、思い切ってやることに恥ずかしさを感じてしまう7・8・9年生とでは、こうなっても仕方ないだろうと思いました。
ところが、「中学生の意地を見せてやろう!!」という9年の生徒の声があがり、見事なハーモニーと表情で、大きな声で歌い上げることが出来たのです。
1〜6年生の明るい歌声に7・8・9年生が助けられ、7・8・9年生の美しい響きを感じながら支えられている1〜6年生。才教学園だからこそ味わえる素敵な時間です。
テーマは“Power of smiles”。
今年のさいきょう祭も生徒たちの素敵な笑顔をお届けします。
どうぞ、ご期待下さい。
さいきょう祭 演出係
会場リハーサルの様子