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才教ダイアリー

大切に育みたい郷土愛

投稿日:2017.11.24

 4年生では、自分たちの住む「長野県」について学ぶ機会が年に何回かあります。1学期の国語では、自分で選んだ地域について調べ、その特色や良さを伝える新聞作りに取り組みます。2学期は社会科の授業で、長野県の気候や土地の特徴、産業の特色、先人たちの残してくれた偉業などについて学びます。


 


先日は総合的な学習の時間に、県内各地の特徴や良さをアピールする「長野県フェスティバル」を開催しました。この活動では、自分が取り上げたいと思う地域ごとにグループを組み、ポスターセッション形式で発表を行います。そのため準備に時間がかかるだけでなく、グループでの話し合いや協力が欠かせませんでした。しかし、生徒たちは、さいきょう祭で培った「目標に向かって努力する力」と「チームワーク」を存分に発揮し、クラスを超えて協力しながら準備を進めていきました。ときにはグループ内で意見がぶつかり合うこともあったようですが、それも真剣に取り組んだ証拠です。


 


当日、保護者の方や下級生をお客さんに迎え、やや緊張ぎみの子ども達。お客さんが自分の言葉に頷きながら聞き入ってくれたり、「へえ~」「そうなんだ」と感心してくれたりする様子を目の当たりにして、次第に緊張が解け、調子も出てきて、お客さんとのコミュニケーションを楽しみながら、生き生きと発表することができました。終わった後は、みんなで一つのことをやり遂げたという充実感でいっぱいの様子でした。


 


また、15日には社会科見学で長野県庁と善光寺を訪れました。県庁では、災害対策本部室・知事室・議場を見学し、議員や職員のみなさんが、それぞれの役割や仕事の内容についてわかりやすく説明して下さいました。皆、熱心にメモを取り、積極的に質問もしていました。


続いて訪れた善光寺では、約1400年前に創建されたという歴史のある建物を見て、荘厳な鐘の音に耳を傾け、お参りをし、充実した一日となりました。


 


このように様々な学習活動を通し、子ども達は長野県の良いところや素敵なところ、大切にしたい豊かな自然や文化、郷土のために尽くしてくれた先人と、今現在尽力して下さっている方々などについての知識と理解を深めることができました。これをきっかけとして、今後も自分の故郷への愛着を大切に育み、ふるさとのために尽くせる人になってほしいと思います。


 


4年生社会科担当

長野県フェスティバル(11月11日)

県災害対策本部室(11月15日)