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才教ダイアリー

1年生から見た体育祭

投稿日:2018.06.01


5月27日(日)に才教学園の三大行事のひとつ、体育祭がありました。1年生にとっては入学してから初めての大きな行事です。学校にもようやく慣れてきた時期、登校してから昼まで練習が入る日もあり、慌ただしく生活してきました。授業ではひらがなや数の仕組みを理解し、さらに、体育祭の練習では競技や開閉会式のことを教わって…と、1年生にとって覚えることが山ほどありました。行進のポイントや競技のルール、応援の仕方などを必死に覚えました。頭がパンクしてしまうのではないかと心配しました。そんな中でも、弱音を吐いたり、途中で投げ出したりする生徒は誰もいませんでした。それどころか、覚えられない自分に悔しがり、泣きながらも練習をする姿が健気であり、かっこよくも見えました。


 


 ここまで1年生が一生懸命になれたのはどうしてかを考えてみました。


 それは、かっこいい上級生の背中が常に目の前にあったからでした。すぐ上の2年生、Ⅰ期のリーダーである4年生、学校全体のリーダーを務める9年生、応援団、応援委員のみんなが、先陣を切って「才教生の姿」を見せてくれました。2年生は玉入れの投げ方の見本になってくれたり、4年生は綱引きのポイントを分かりやすい言葉で説明してくれたり、上級生は応援の演舞動作を丁寧に教えてくれたりしました。


何事にも必死になって取り組んでいた先輩たちが、本当に良い手本になってくれたおかげで、1年生も最後まで頑張り抜くことができました。


 


 さて、私は終わった後が大事だと思っています。行事から得たものを普段の生活に生かしてこそ、意味があります。1年生は「きびきびと ぜんりょくで」を目標にして取り組み、全員がそれに近づくことができました。だから、今まで以上にランドセルの片付けを素早く行い、朝読書をする。移動教室がある時には、すぐに用意を済ませ、整列して静かに待つ。教室がきれいになるまで清掃を行うなどができるようにならなくてはなりません。体育祭で得たものを生かし、これからも頑張り続けます。


 


1年生、これからの生活も、「きびきびと ぜんりょくで」いきましょう!


 


1年3組担任