投稿日:2018.08.24
「先生、プログラムって楽しいね」 「難しいと思っていたけど、プログラムを条件に合わせてつくっていくと日常生活でも使えることがたくさんあるということが分かりました」 これらは、生徒のつぶやきや感想の一部です。 小学校では2020年、中学校では2021年から全面実施となるプログラミング教育。本校では、9年生の技術科の情報という分野でこのプログラミングに挑戦しています。 今年は、木材加工との融合教材として時計のプログラムができる作品に取り組んでいて、3年間学習してきた技術科の卒業製作としての意味もあります。 この2学期から本格的にプログラミングの授業に入り、内蔵の温度センサーや自作メロディー作成、曜日によってアラームの設定時間を変更するなどの内容に挑戦していく予定です。アラームの作曲を楽しみにしている生徒、毎日のアラームの時刻設定を変化させようとしている生徒。手応えのある教材にしていきたいと思っています。 そして、プログラミングの単元としては、最後のまとめに「Pepper君」のプログラムを作成する予定です。 作品にもよりますが、これまで技術科の学習は個人的に進める内容が多かったような気がしています。しかし、この単元で問われるのはチームワーク。授業を進めていくと、チームの中だけではなく、別のチーム同士がつながるという場面に遭遇することもあります。生徒たちの試行錯誤がこの授業の命であり、「なるほど」「わかった」の連続がこの学習を維持しているのだなと感じています。 技術科担当
過去のプログラミングの授業より