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才教ダイアリー

ことわざっておもしろい!

投稿日:2018.09.05


一日の学習の始まり、「先達に学ぶ発表会」の時間。子どもたちは、この時間が好きです。朝からノートを開き、「きょうのことわざは、なんだろう。」と興味津々です。


 一年生は、より親しみやすく、覚えやすいように、「ことわざかるた」と銘打って、五十音順に一つずつ「ことわざ」を発表しています。「あんずるよりうむがやすし」「いそがばまわれ」「うまのみみにねんぶつ」というように。


 「大きな声ではっきりと発表すること」そして、「友だちの発表をしっかりと聞くこと」を目標として、毎日みんなで楽しみながら学習をしています。


 


 かるたの「つ」は、「つめのあかをせんじてのむ」です。初めは、「垢」という言葉や、「煎じる」という言葉の意味が分からなかったり、「垢を飲んだら汚いよ。」と口にする子もいたりしたのですが、友だちの発表や先生の説明を聞いていくうちに、「そうか。あの人みたいになりたい!って思うことなんだ。」と捉えていくのです。


次の、「てつはあついうちにうて」では、「若いうちにたくさん勉強したり、いろいろな経験をしたりすることが大切なんだな。みんなでたくさん勉強しようよ!」と、これからの目標を共有するかのようです。


 


 「三人寄れば文殊の知恵」では、友達と協力することの重要さを感じ、「千里の道も一歩から」「ちりも積もれば山となる」では、「初めはみんなできないんだ。どんなことも一歩目から始まるんだ。」「こつこつと努力すれば何でもできるんだ。」と、自信が湧いてきます。


 


 こうして、「先達に学ぶ発表会」の時間には、新しい言葉にたくさん出会って語彙を豊富にし、人生の教訓を学んで心(情緒)を豊かにして、生活に生かしていくこともできるのです。


 


 ことわざかるたの最後を、「わ」・「笑う門には福来る」で、締めくくっています。


「笑いの絶えない明るい家庭には、自然と幸福がやってくる。」という諺です。


2学期の始業式で、校長より『 Smile~いつも心に太陽を!~』というお話がありました。2学期は、学習は山場となり、さいきょう祭という大きな行事もあって、長く大変な時期になるかもしれません。だからこそ、みんなで笑顔を忘れず、その笑顔で勇気を分かち合って、乗り越えていきたいですね。


 


「笑ってごらん!きみはきっとうまくやれる!」


1年2組担任