投稿日:2018.09.11
国語の単元『へんとつくり』の授業でのことです。前の日に教科書を使って、「へん」とは何か、「つくり」とは何かを学習しました。この日の授業では、その中の「きへん」「にんべん」「さんずい」をクローズアップして、どんなものがあるか調べてまとめてみよう!ということをしました。 まず、「『きへん』って何があったかな。」と聞くと、「林です!」「柱がそうです!」「村もあります!」とどんどん意見が出てきました。それをノートに写し、「もっともっと『きへん』ってありますよね。」と言うと、もっともっと発言したいという様子の子どもたち。 そこで、「『きへん』と『にんべん』と『さんずい』をグループでノートにたくさん集めてください。使っていいものは教科書と漢字スキル、辞書だけです。」と伝えると、子どもたちはすぐに机を寄せ合いました。 「わたしは『にんべん』をやるから、『さんずい』をお願いね。」 「持っているテキストの中から探していこう!」 「ぼくの名前には『きへん』のついた字があるよ!」などと、 あちこちから楽しく学習を進めている声が聞こえてきました。 2時間連続で国語の時間を取っていたため、休み時間を取りましたが、「先生!調べたいです!!」という声が。休み時間も「もっともっと調べたい!」という意欲に感心しました。 後半の時間には、各グループで調べた漢字を画用紙にまとめるのですが、どうしたら素早く丁寧に行えるかを話し合いながら進めていました。まだ習っていない漢字を探した子もいて、多い班では30個以上も見つけることができ、「『へん』ってこんなにあるんだ!すごい!!」と驚いていました。 自分たちで協力して、熱心に学習を進めることができた子どもたち。「もっともっと」という前向きな気持ちと、「驚き力」を大事にしていきたいと思った瞬間でした。 3年3組担任