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才教ダイアリー

美を追求する姿

投稿日:2018.09.21


 才教学園の三大行事のひとつでもある「さいきょう祭」の練習が、9月になって本格化してきました。放課後も残って、ミュージカル『さいきょう版 アダムス・ファミリー』の練習をしている8年生、ミュージカル『100万回生きたねこ』の黒猫役の練習をしている6年生、それぞれの学年演目の歌や楽器演奏を元気に練習している生徒たち…。全力で準備を進めていることが伺えます。


そんな中、7年生は、「組体操(身体表現)」に取り組んでいます。昨年の7年生(現8年生)の素晴らしい演技を目の当たりにしているので、それを超えようという意気込みは並々ならぬものがあります。


昨年は『もののけ姫』の曲に合わせて、ノンホイッスル組体操を演じました。今年の曲は『Mr.インクレディブル』で、昨年を上回るレベルを目指すべく、日々努力を重ねています。ノンホイッスルであるのはもちろんのこと、入場から退場までの全ての立ち振る舞いにまで意識を向けて、頭のてっぺんから足の指先まで、全身に細心の注意を払い、日々練習に励んでいます。演目練習に割り当てられた時間のみならず、休み時間や家に帰ってからも、組体操の練習をしているようです。毎日提出する生活ノートには、「もっと上達したい!」「間違えてしまったので、次は気を付けたい」 「もっと心も体も揃えたい」など、自分自身に厳しく、よりよい組体操になるよう、個々が頑張っている姿があります。また、「もっと美しく見せたい!」「観ている人がびっくりするような、一体感のある演技をしたい。」など、人を魅了するような美しい演技にするにはどうすればいいのか、一人ひとりが追求する姿も随所に見られます。


 最近では、個々に技の練習をしたいと申し出る生徒が増えてきました。「苦手なので、一緒に練習してください。」という言葉に、意気込みが見受けられます。


練習を始めた8月には全く倒立が出来なかった生徒が、今ではそれが出来るようになりました。 “出来ないことも、必死にコツコツと努力すればできるようになる”ということを身を以て知ることができています。


残り1ヵ月あまり。限られた時間を1秒も無駄にせず、貪欲に謙虚に有意義な練習に生徒たちは取り組んでいくのでしょう。教員も、全力で支援していきます。


 


さて、言い忘れましたが7年生の演目名は『La Belle Equipe ~良き友との美~』です。良き仲間と共に、史上最強の組体操をお見せします。どうぞ、10月28日(日)に、キッセイ文化ホールにお越しください。言葉では伝えきれない素晴らしさをお届けします!


 


7年担当