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才教ダイアリー

家庭科の秋

投稿日:2018.10.09

実技教科である家庭科では、この秋も色々な実習に取り組んでいます。

 

まず、9年生は最近多い豪雨や地震、台風といった自然災害を意識して、授業でパッククッキングを行いました。パッククッキングは、ポリ袋に食材を入れて湯せんで火を通す調理法です。メニューも主食からデザートまであり、ガスや水道、電気などのライフラインが使えなくなっても、カセットコンロ、鍋、水、ポリ袋を準備すれば簡単な食事を作ることができます。ポリ袋でご飯を炊いた生徒の感想は、「普通に炊けた。」「普段のご飯と同じ味だった。」「美味しかった。」「ポリ袋でも料理が作れるのに驚いた。」等でした。災害対策については、非常用持ち出し袋の中身の確認もしました。普段は忘れがちですが、自然や生活に不可欠な資源は有限のものであり、災害はいつ起こるか予測できないものも多くあります。色々な知識や知恵を身に付け、日頃からもっと災害対策の重要性を意識していけると良いなと思いました。

 

8年生は、夏の終わり頃からハーフ丈パンツの製作に取り組んでいます。8年生ともなれば、ミシンの操作は手慣れたもの。この製作では、手順を考える段取り力が大切です。「こういう形から作るのか。」「こういう風に作っていくんだ。」と、衣服の構成や物を作る側の視点に関するつぶやきが毎時間の授業を盛り上げています。

 

 そして、7年生は毎年恒例の秋刀魚の蒲焼を作りました。においが出るし、調理の面倒さや食べにくさを理由に、日本の食卓では魚離れが止まらないという話をよく聞きますが、才教の生徒は魚好きが多い印象を受けます。この授業では、“大名おろし”という方法で一人一匹の秋刀魚を三枚におろします。内臓が出たときなどは悲鳴にも似た歓喜の声が上がりますが、そこから先は口数が少なくなり、真剣な様子です。「魚をさばくのが初めて」という生徒が多かったのですが、釣り好きの生徒だと余裕さえ感じられます。綺麗にさばけたり、骨に身が多くついてしまったりと出来栄えは様々でしたが、魚をさばき終えた後の生徒たちはとても良い表情をしていて、充実さが伺えました。「生き物が食べ物に変わること」や「命の大切さ」を感じる体験となりました。

これからも、実りの秋ならぬ実りの多い家庭科になるよう、様々な実習に挑戦していきたいです。

 

家庭科担当