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才教ダイアリー

届けよう、みんなにエールを。

投稿日:2018.10.23


「みんなで歌うと楽しいね。」 


「中学生の声がすごかったね。」


「楽器と一緒に歌うとワクワクするね。」


初めての全校練習の後、子どもたちからの感想です。


1028()に行われる第14回さいきょう祭の最後のステージを飾る全校合唱。1年生から9年生までの全員がひとつになって合唱します。今年の曲目は「うたエール」です。歌のパートは7つに分かれ、それに打楽器や鍵盤楽器、ギターなどが加わり、振り付けもあって大変スケールの大きいステージとなります。


このステージを支えるのが、7~9年生で構成される演出係です。2学期開始早々から、係の顔合わせ、組織作り、係での歌・振り付けの練習、低学年へ学級訪問による歌唱指導、楽器の練習など、各学年の演目の練習を並行して行う忙しい中、活動期間は本番まで2か月以上にわたります。


8月末。低学年の歌唱指導に入る際は、4~5人のグループで各教室にキーボードを持ち込み、一から音を取りました。グループの中には、今回初めて演出係になった生徒がいれば、もちろん曲も初めて歌うもの。そのような中、低学年にもわかりやすく伝えようと懸命に努力する演出係と、真剣に指示を聞いて歌う1年生。練習当初は「教える」ことの未熟さも見られましたが、それでも教室いっぱいに温かい歌声が響くように場を取りまとめていました。


上級生への憧れと尊敬の思いを抱く低学年の生徒。下級生に思いやりと愛情をもって接する上級生。こうした異学年同士の交流も、貴重な経験です。


 


その後も学級、パート、学年ごとの練習を経て、10月も半ばを過ぎた現在は、迫りつつある本番に向けて全校での練習に熱が入っています。400名を超える子どもたちの声をまとめることは並大抵のことではありませんが、より高みを目指して日々練習に励んでいます。


今年のスローガン、「Hearty Yell~ぼくらの想いが夢を紡ぐ~」を感じ、このさいきょう祭に関わる全ての人にエールが届くように、会場いっぱいに歌声を響かせてほしいと願っています。


 


Ⅰ期 音楽担当