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才教ダイアリー

さいきょう祭を終えて

投稿日:2018.11.09

夏休み前から取り組んできたさいきょう祭が幕を閉じました。本番たった1回40分のために、どれだけの時間と努力を重ねてきたことでしょう。音楽科の先生が求めるレベルはとても高く、ときには叱られて涙を浮かべ、悔しい思いをすることもありました。

本番の2日前、みなさんに贈った「ダメ出し集」。通し稽古が始まってから、先生に指導されたポイントを全てまとめ、冊子にしたものです。A4サイズの用紙にびっしりで計14ページ。そこにはみなさんの成長の軌跡と可能性が詰まっていました。

ダメ出しというと一見ネガティブなものに思えますが、ダメ出しがあるから人は成長できます。部活でも勉強でも、社会に出て仕事をするようになっても「これで完璧」と思った時点でその人の成長は止まります。一流と呼ばれる人たちほど、ダメ出しを重宝し、さらなる高みを目指し続けています。

ダメ出し集を最初から読んでいくと、最初の頃は「声が小さい」「セリフを覚えていない」など基本的なことばかり。しかし、段々と、「物語の筋を追ってセリフを言う」「人物の性格と立場を考えてリアクションする」など、より高度な視点のダメ出しに変化していきました。それと共に、みなさんのアダムス・ファミリーもどんどん成長していきました。

迎えた本番は今まで一番の演技。とても素晴らしいステージで、また1つ8年生が伝説を作りました。

 これほどまでのステージを作り上げられたのは言うまでもなく、みなさんが精一杯努力したからです。しかし、忘れてはいけないのは、みなさんの努力だけではこのステージは成り立たなかったということです。音楽科の先生の指導はとても厳しいものでしたが、みなさんの練習時間の何倍もの時間を費やし、自らオリジナルの台本と楽譜をかいて指導してくれました。英語科の先生方は、全編英語の原曲から、今回使われなかった曲も含め、21曲全ての翻訳を手がけてくれました。 

そのほか、キッセイ文化ホールのスタッフの方々が照明や舞台、音響のサポートをしてくださったこと。校友会の方々が観客の誘導をしてくれたこと。照明のタイミングや調整をした先生、校内外のリハーサルのために動線を考えながらスケジュールを組んだ先生、舞台の指示にあたった先生、必要な大道具や楽器を演目ごとに正確に設置したり、トラックの搬入・搬出作業をした楽器係。学年では、担任が放課後の作業に付き合ってくれたり、さいきょう祭全体をまとめていたりしたこと。そして何より、衣装、生活面、精神面、様々な面で支えてくれた家族の存在。本当に多くの人の努力が集約されたものがさいきょう祭であり、8年生のアダムス・ファミリーです。改めて感謝の言葉を伝えましょう。

とても見応えのあるミュージカルで、本当によく頑張ったと思います。

 

これから生徒会長選挙が始まり、いよいよ8年生が学校を背負って立つ時がきました。みなさんのさらなる活躍を期待します。

 

8学年主任・81組担任