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才教ダイアリー

笑顔満点のさいきょう祭

投稿日:2018.11.20


14回さいきょう祭。多くの方に見にきていただき、大きな舞台で堂々と演じきった子ども達を見ると、達成感いっぱいで満足そうな表情でした。3年生の演目は、演劇風にアレンジした落語の「寿限無」。初めは、「落語ってなんだろう?」という所から、高座の映像を見て話し方の工夫や扇子の使い方を学び、自分たちに取り入れられることはないか考えました。そして、目標は「笑いを届ける」に決まり、ここから「笑い」を求める日々が始まったのです。


 


自分のセリフをどうやって言うか。怒っているセリフはそれが伝わるように表現したい。このセリフは、堂々と言いたい。他の人がセリフを言っている時はどうすればよいのだろう…。ただ立っているだけではダメだ…。ではどうすれば伝わるのかな…。試行錯誤しながら、劇を作っていくなかで、役になりきって演じることの大変さを痛感しました。


 


一番苦労したのは「笑い」のポイントを押さえ、楽しさを表現することです。お客さんに笑いを届けるには、「まずは自分達が楽しまないと!」「動きをオーバーにしないと伝わらないよ!」と、練習の繰り返しでしたが、子ども達はいつも前向きで一生懸命で、ときには、「先生、こうしたらもっと面白くなりますよ!」「これをやりたいです。」と子どもたちが提案してくることもありました。


劇以外にも歌やダンスに挑戦したのですが、どうやったら場面の様子が伝わるかをたくさん考えました。


 


本番は、思いっきり楽しんで演じる子どもたちを見て、お客さんたちがたくさん笑ってくれました。「とても楽しかった」とのコメントをいただき、子ども達は大満足でした。さいきょう祭の学年目標「笑いを届ける!」が、見事に達成できました。


たくさんの方が衣装や小道具などの準備をしてくれたこと、本当に多くの協力を得ながら最後まで指導できたこと、何より、子ども達の成長を傍で感じることができて大変うれしく思います。


 


3学年主任・3年1組担任