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才教ダイアリー

ぴかぴかがかり

投稿日:2018.12.18


 道徳で「みんなのために働くと、どんなよいことがあるか」を考える授業を行いました。


『ぴかぴかがかり』は、流しの掃除係2人のお話です。毎日流しをきれいにしていたけれど、いつの間にか手を抜くようになり、水がうまく流れなくなってしまった状況を見て、掃除について思い直すというものです。


 


生徒たちに、この2人の気持ちがどんなものだったかを尋ねると、「楽しいな。」「もっときれいにしよう。」など、主人公になりきって発言してくれました。


そして、授業後の感想では、「みんなの役に立つことをすると、みんなが楽しくなることを学びました。これからも、みんなの周りをきれいにします。」「人のためになることは、自分からやった方がいいと思いました。」「掃除は大切だと思いました。私もみんなの役に立つ仕事をしようと思います。」など、みんなのために働く決意を新たにしたようです。


 


『ぴかぴかがかり』の授業を行ってから、毎日の掃除は、みんなの頑張りのおかげで少し早く終わるようになりました。


すると、ロッカーのランドセルを出し始め、ロッカーの中をほうきと雑巾を使って時間いっぱいまで掃除する姿が見られました。また、ドアのレールにたまったごみを掃除してくれる生徒もいました。


 


「みなさんも『ぴかぴかがかり』になれましたか?」と声をかけると「はい!」という元気な返事が返ってきました。


 


今では、係の仕事ではなくても「やりたいんです。」と、黒板消しやお便りの配布を積極的にするようになりました。給食の配膳を失敗してしまった時に、率先して拭いてくれる生徒もいます。


こんな姿を見ると、みんなのために働ける子ども達が増えてきて、これも成長だと感じ、嬉しく思います。


 


明日は終業式。大掃除でも、毎日使っている教室や身の回りのものに感謝をして、きれいにできるといいですね。


2年2組担任