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才教ダイアリー

周囲への温かい心遣い

投稿日:2019.02.12


 3学期に入ってから、「給食準備も片付けも自分たちでやろう。」、「自分たちが使っている教室やロッカーは自分たちで奇麗にしよう」と動き出してから早1か月が過ぎました。


始めは、「散らかっているから直してよ。」とか「誰か給食の片付けやってよ。」とか誰かに頼るという考えが多かった生徒たちも日を追うごとに少しずつ変わっていき、今では「誰かではなく自分がやろう」と率先して動いてくれます。


生き物係になった生徒が、「花に水をやりすぎると根が腐ってしまうから」と家で水やりチェックシートを作って持ってきてくれたり、「他の人が花に水やりをしてくれるかもしれないから」と誰でも水やりが出来るように教室に飾ってある花それぞれの説明書を作ったりしてくれました。整理整頓係になった生徒はコートやブレザーのかけ方や荷物置き場が奇麗に保たれているなどを気にかけ、多くの生徒がクラスをより良くしようと気を配ってくれています。


こうしたことは、誰かに認めてほしくてやっているというようなアピールを目的としたものではなく、クラスのためにとか自分以外の誰かのために働くという考えのもとの行動であるように感じます。


 


7年生で居られるのもわずかとなり、もうすぐ8年生になるのかと思うと成長の速さに驚かされるばかり。最近は特に思いやりのある温かいクラスだなとしみじみ感じています。周りを見て行動できる心遣いを大切に、残り2か月を過ごしてほしいと思います。


 


7年1組副担任