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才教ダイアリー

長野盆地を一望して気分は古代人!!

投稿日:2019.06.18


 6月2日(火)に6年生は社会科学習の一環として千曲市にある森将軍塚古墳の見学に行きました。


 森将軍塚古墳は県内最大の古墳で、しかも正確に復元したものです。古墳には石が積まれ、埴輪が並んでいます。最近では教科書にも取り上げられているので県内の多くの学校が見学に来ます。この日も本校を含めて数校が来ていました。


 当日は晴天に恵まれ、小高い丘の上まで20分ほどかけて登り、古墳に到着しました。古墳の上に立つと長野盆地を一望できるすばらしい景色が見られ、「見える範囲がこの古墳に葬られている豪族が支配していました。」と説明されると、子どもたちから「広いなあ。」「すごいなあ。」「偉い人の墓なんだ。」という声が上がりました。


 次はふもとにある古墳館に入りました。ここでは古墳の内部を再現した石室や出土した副葬品などが展示されていました。子どもたちは石室の大きさに驚き、みんな熱心に説明を見ながらメモを取っていました。また学芸員さんから出土した銅鏡の複製を見せていただき、一人一人が持たせてもらいました。意外な重さに、みんな驚いていました。


 最後は、公園内にある竪穴住居や高床倉庫を見学しました。すでに縄文時代や弥生時代については学習していたところですが、実物に触れることで、「中は結構暗くて狭いんだな。この中で生活するのは大変そう。」とか「床が思ったより高いところにあるんだ。」「ネズミ返しもちゃんとついてる。」といった感想が出され、学習したことを実感としてとらえることができた有意義な機会になりました。


 


6年社会科担当