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才教ダイアリー

限界のふたを外す

投稿日:2019.11.08

 今年も才教学園の最大行事「さいきょう祭」が幕を閉じました。第Ⅰ期最後のステージ。4年生は合唱と合奏でした。本格的な合唱、合奏に挑戦したのは初めてで、それを達成するには様々な難しさがありました。  

 

合奏では2曲に挑戦しました。1曲目は、アップテンポの曲で鍵盤ハーモニカの速い指回しに苦労していました。またそこに色々な楽器が合わさると、メロディーを大切に演奏するのは難しかった様です。2曲目はリコーダー奏です。とても綺麗な音色が響く曲です。しかし、この曲は難易度が高く、指使いも難しいため、何度も練習を重ねてきました。

合唱では4曲を歌い、二部合唱の曲に挑戦しました。まずは、音取りからスタートです。各パートではしっかり歌えていても二部のパートを合わせると、どうしても音を見失ってしまう。その繰り返しでした。そこに振り付けも入り、更に覚えることが増えていきました。

 

迎えた本番・・。

緊張する気持ちを抑えながら、ステージの上では自信とやる気で満ち溢れ、楽しんで演奏できました。演奏が終わり部屋に帰ると、子ども達は清々しい顔でやりきった!という表情でした。

 

さいきょう祭が終わった後の道徳の授業で、谷 真海さんというスポーツ選手のお話を読みました。谷さんは20歳の時に骨肉腫という病気で右足のひざ下を切断しましたが、そこからたくさんの努力を重ね、数年後にはパラリンピックに出場した選手です。そんな谷さんは自身の経験を次のように言っています。

 

 私は記録とともに、大切なものを手にしました。それは「限界のふたを外す」ことです。「頑張ってもここまでだろう」とあきらめてしまわず、その限界のふたを外し、自分を強く信じてチャレンジする。それが自分自身を大きく成長させることに繋がる。

 

私は、この言葉を聞いて、さいきょう祭にも通じるものがあるなと感じました。

子ども達の感想には、「目標に向かって努力して、かなった時が一番うれしい。」「さいきょう祭でリコーダーを毎日持って帰って練習したら、楽しく吹けるようになった。」「できないことでもあきらめずにたくさん練習したらできるようになって、次につながっていくんだな。」などがありました。

歌が好きな人、そうでない人、楽器が得意な人、少し苦手な人…今回のさいきょう祭でも色々な生徒がいたのは事実です。しかし、個々の限界を決めず、出来なかったら友達に聞いてみたり、表情良く歌っている子を真似してみたりと様々な工夫を重ね、それぞれが悩みや困難を解決しながら、高みを目指していきました。その努力が、あの大舞台での演奏に繋がったのです。

 

 私はそんな彼らを間近で見ることができ、また寄り添うことができたことを大切にし、これからも彼らの成長をサポートしていきたいと思います。

 4年生、頑張ったね☆

 

4年2組担任