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才教ダイアリー

よりよい長野県にするために

投稿日:2020.02.21


 4年生は3学期の授業参観日に、「長野県の市町村」についてプレゼンテーションを行いました。


授業を始めた頃は、「発表」といえば自分が調べたことをただ伝えるだけでしたが、1年間を通じて調べたことをもとに自分の考えを付け加え、工夫した伝え方ができるようになりました。


ここまで成長するには多くのことを学びました。


1学期は、自分の興味がある市町村について新聞を作りました。「どうしたら相手が見やすいか」を考え、見出しや写真、レイアウトにこだわりました。


2学期に行った「長野県フェスティバル」では、グループごとに調べて分かったことを模造紙にまとめて発表しました。声の大きさや抑揚、ジェスチャーや間のとり方を工夫しました。


 


そして今回は、自分自身で調べたことをもっとうまく伝えられる方法がないかを常に考えていたことで、練習にもずいぶん熱の入った練習をしてきました。その甲斐あって参観当日、子どもたちは、多くの保護者の前で、緊張しながらも堂々と発表することができました。


特に私が感心したことは、子どもたちの「市町村がより発展するためのアイデア」です。観光スポットを巡るツアーや有名なものを紹介するパンフレット、特産品やイベントが載ったカレンダー、美しい風景画のラッピングバスなど、自分たちが考えたことをイラストに描いて紹介していたことです。調べを進める中で、子どもたちが興味を持った市町村に自らの足を運び、これほど深く考えることができていたのかと驚きました。


 


総合の学習にかけた時間を通して、長野県の様々な魅力を知り得たとともに、人前で自分の考えを伝える大きな経験ができた4年生。今後も、自分が住んでいる長野県に誇りを持って生活していくに違いありません。


 


4年3組担任