投稿日:2020.07.31
私が担任を務める8年2組は、個性豊かな明るいクラスです。 「個性豊か」といっても、みんなで一つのことに一生懸命に取り組み、楽しみを共有することができる、まとまりのある集団です。 そんな2組の生徒たちが、私は大好きです。 今回の才教ダイアリーでは、その生徒たちの素敵な一面に触れてみたいと思います。 *** 道徳で「名言をつくろう」をテーマに授業を行いました。 この授業は、私がいくつかお題となる言葉を出し、それに続く言葉を考えてオリジナルの名言を完成させるというものです。 生徒たちは、実に多くの名言を生み出してくれました。 どれも甲乙つけがたくよいものばかりでしたが、ここでは特に印象的だったものを紹介します。 お題①:「人を愛するということは」 人を愛するということは、ゲームより楽しい時間ができること 人を愛するということは、背伸びをしてしまうものだ お題②:「幸せとは」 幸せとは、大切な人のとなりにいること 幸せとは、細い糸で、大きな魚が釣れた時 幸せとは、からあげとレタスとちらりと見えただれかさん 中学生らしい自由な発想で、感性に溢れていると思いませんか? 生徒たちは、ほっこりとした気分にさせてくれたり、詩人のようなセンスを見せてくれたりするのです。 初めは苦戦していた生徒も徐々に創作に慣れ、思いついた「名言」を次々にノートに書き留めていました。 最終的には全員がオリジナルの名言を作り上げ、発表の際は友達の名言に感嘆の声を挙げていました。(ここに書ききれないのが残念です…) *** 多感な時期を迎えている彼ら、彼女らにこそ、柔軟に物事を捉える力を備えてほしい。 そして様々な体験をし、色々な価値観に触れて自分の世界を広げてほしい。 そう願いながら行った授業を終えて、私は、大好きな生徒たちを大切に育てていこうと思いを新たにしています。 8年2組担任