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才教ダイアリー

1学期の収穫~大切な気づき~

投稿日:2020.09.04

4年生の社会科は「くらしを守る」というテーマで1学期の学習を行いました。消防・警察、ごみ処理、上下水道管理、発電・地球温暖化・災害など、内容は多岐に渡ります。現実にある問題と深く関わっているものが多いので、ニュースや新聞で伝えられる事柄をできるだけ多く取り上げて、なるべく自分自身のこととして捉えられるように学習を進めてきました。

終業式を間近に控えたある日、「4か月間、みんな本当によく頑張ったな」との思いがこみ上げるなか、ある疑問が私の頭をよぎりました。

本来ならば、実際に自分の目で見て施設の仕組みを学び、そこで働く方々の苦労や思いを直接お聞きする社会科見学があるはずでした。しかし、例年のような見学ができなくなってしまった今年、生徒たちは働く方々のことにまで思いを巡らせることができたのだろうか…。

 

そこで、1学期最後の授業で、学習内容を振り返りながら、それぞれの仕事に携わる人々に対してどんな思いを抱いているのかを尋ねてみました。

 

「私たちのくらしを命がけで守ってくれる消防士や警察の人達がいて、ありがたいと思う。」

「学校で勉強をしてから、今までとは違って、節電を心がけたり水を出しっぱなしにしたりしないように気をつけている。」

「当たり前だと思っていたくらしは、それを守る人たちがいてくれるおかげだと分かった。たくさんのだれかのために働いてくれる人たちに、もっと感謝して生活したい。」

「くらしを守る仕事についてたくさん学習できた。他の仕事のことも、もっと知りたい。」

 

加えて、コロナ禍で医療に従事する方々、それに関係する多くの方々も、私達のために昼夜を問わず尽力して下さっていることを、よく理解しているようでした。

学習を通して働く方の苦労を汲み取り、日々のありがたさに気付き、感謝の気持ちを抱くに至ったことが、私にははっきりとわかりました。

 

翌日の1学期終業式。生徒たちは教室で、校長先生のお話(校内放送)に耳を傾けました。

「当たり前の生活は、実は当たり前ではない。誰かに支えられ、誰かの恵みを受けて、この生活があるということに気づき、感謝の気持ちを持てたということが今日までに少しでもあったなら、それがみなさんの1学期の実りです。」

 

社会科では、引き続き他の仕事についても学習しますが、どの仕事も私達の日々のくらしに欠かせないものばかり。いつかみなさんが大人になったとき、「世のため人のために働くことに喜びを見出せる人になっていてほしい」、そう願って止みません。

私も、子ども達と一緒に勉強できることに感謝の気持ちを忘れず、さらに充実した学びができるよう努めていきたいと思います。

                                    4年社会科担当