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才教ダイアリー

「気遣い」と「心遣い」

投稿日:2020.12.01

11月下旬、5年生は12日の宿泊研修に出かけました。例年、5学年の研修は日本の工業の中心地である中京工業地帯へ向かい、トヨタ自動車工場の見学を中心としたものでした。しかし、今年はコロナの影響を鑑みて訪問先を長野県南部に変更し、県内企業を見学したり、自然・歴史に触れたりするコースをとりました。

 

私たちは「周りへの気遣い」という言葉をスローガンにして、一人ひとりがマナーを守り、全員が楽しく過ごすことを目標としました。結果からすれば、見学先や宿泊先で受けた「心遣い」の数々が、5年生全員を大きく成長させた研修になったと思います。

「気遣い」は、相手に対して失礼のないように、あれこれと心にかけ、相手に気分良くいてほしいという思いが込められた言葉です。バスの中での過ごし方や、今回初めて寝食を共にする者同士でお互いのことを考え、みんなが楽しくいられるようにとの願いから、スローガンに「気遣い」という言葉を使いました。

そして、「心遣い」は相手を慮った上で、言葉をかけたり、相手のために行動を起こしたりすることです。一見、「気遣い」も「心遣い」も同じようなものだと感じられますが、今回私が引率をした5年生の研修先で感じたのは、間違いなく「心遣い」の方でした。生徒たちにより楽しく過ごしてほしい、より多くを学んでいってほしいという研修先の方々の熱い気持ちを、いっぱい感じることができました。

 

 1日目の反省会で、研修隊長である校長から『心遣いを受けた側のあるべき姿』について話がありました。内容は「心遣いに気づける人になること、そしてその心遣いに感謝できる人になり、次は自分が相手に施すことができるようにしよう」という話でした。生徒たちの宿泊研修のまとめを見てみたところ、訪問先各所に対する感謝の言葉と、これからも心遣いに気づける人になりたいという気持ちが書き記されていました。

 

「自分たちが楽しく生活できているのは、周りの人たちのおかげである。」

 

大切なことを一人ひとりの心に刻んだ宿泊研修になりました。

 

5学年主任

 

 

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