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才教ダイアリー

2年生が調べた「自分の生い立ち」

投稿日:2021.02.16


自分が生まれたときのようすはどうだったか。


自分の名前の由来はなんだろう。


家族の記憶に残っている印象的なエピソードはあるかな。


 


  


2年生では、自分の生い立ちについて調べる授業があります。その学習からの繋がりとして、「今までの自分」と「これからの自分」について考える活動もしています。


「今までの自分」では、冒頭にあげたようなことを家族に聞いたり、写真を見返したりして調べます。そして「今の自分」が得意としていることや熱中していること、頑張っていることは何かを思い起こします。最後は、これからの自分の姿を想像し、どんな人になりたいか、どんな仕事をしたいかを考えます。


 


自分の名前の由来を聞いて、「いい名前を付けてもらえて嬉しい」、「名前が表すとおりに生きていきたいと思った」という子がいました。また、今まで知らなかったできごとに驚いたり、今でも変わらない面があることに感動したりしていました。自分をいつも一番近くで見守り、寄り添ってくれる家族の様子を知り、「自分が家族から大切に育ててもらっていること」を感じた子どもたちは、それぞれに感謝の気持ちでいっぱいになったようです。


「今の自分」を考えたときは、授業中に友達同士でお互いのいいところを伝え合ったことで、自分では意識していなかったことを発見することもできました。


将来の自分について考えたときには、好きなこと、興味のあることをベースに職業を考えた子がいました。また、2年生なりに見聞きする社会情勢から将来像を描いた子もいました。なりたいもの、就きたい職業は様々ですが、共通していたのは、「○○になって、自分のことだけでなく、世の中の人のために頑張りたい」という思いをもっているということです。


 


これらの内容を、子どもたちは授業参観で発表しました。恥ずかしさを内包しつつ、一生懸命に家族への感謝の言葉を直接伝え、手紙を渡しました。ご家族からも子どもたちへのメッセージをいただいたのですが、子どもの目を見て優しく話される様子にみんなの心が温まりました。


8年間の自分の成長を振り返り、自分のよさや可能性を見つけることができた子どもたちの満足そうな笑顔が見られました。


 



21組担任


「ありがとう」家族への心のこもった手紙