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才教ダイアリー

「自分のことは自分でやろう! みんなのことはみんなで考えよう!」その1

投稿日:2021.07.16

 今回のタイトル、「自分の~」は、今年の3年生の目標です。


 一般的に「中学年」と呼ばれるようになりますが、それはつまり、「低学年」からレベル1つを上げるよ、先生に頼ってばかりいるわけにはいかないよ、ということです。






 まず、「自分のことは、できるだけ自分の力でやってみよう!」について、メインの活動が2つあります。


1⃣教科書やワーク類は自分で管理し、授業の度に必要な物を準備する


2⃣宿題は自分で棚から持ち帰る



 連絡帳に書いた宿題のワークを忘れずに持ち帰ることは、それまで「先生から配ってもらっていた」ことからすれば180度の方向転換です。始めの頃は、連日何人もが持ち帰るのを忘れていたため、帰りの会で確認の声がけをしていました。そのうちに、友だち同士で声をかけ合ったり一緒に準備したりする習慣がつき、今ではほとんど忘れることはありません。


(余談ですが、もし学校に教材を忘れた場合は代わりの自主勉強をしてくることにしています。「置き忘れたから宿題をしなくていい(提出しなくていい)」という意識では、忘れた方が得をするみたいですよね。子どもたちはそうではないことをしっかり理解し、きちんと対処できるようになってきました。)



 他に自分ですることは、答え合わせです。解答(冊子・プリント)を子どもに渡してしまうと答えを写すのでは...と心配される方もいるでしょうが、私は折に触れて「答えがそこにあっても、それを見ずに進められる子を育てましょう」と話をしています。確かに、分からなくて答えを見て書いてしまう子もいるかもしれません。しかし、学びの要素として欠かせないことだと思うからこそ、「最後まで自分でやりきることの大切さ」を授業の度に話しています。


3年1組担任


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