投稿日:2021.08.24
4年生はⅠ期(小学校1~4年生)の最高学年として、全員がステップリーダーを務めています。1学期はみんなで「Ⅰ期の約束」を決め、1、2、3年生の後輩にそれを伝えるために各教室を訪れ、また、定期的に振り返りをしました。
みんなで決めた「Ⅰ期の約束」は次のようなものです。
①けじめをつける
あいさつを明るくしっかりと。時間を守る。 ろう下や階段を走らず、静かにすごす。
②じゅぎょうに集中する
しせいを正しく。おしゃべりをしない。
③コロナ対策と4つの「しない」(※1)を守る
マスクを正しくつける。石けんで手を洗う。
トイレ、水道をせいけつに。
学校というところは、集団生活の場所、異学年同士の子どもたちが交流する場所です。学校生活の充実と向上を図る活動のひとつとして、自分たちで決めたことを全員で守って過ごそうという思いを感じる行動が、私の目に留まります。
約束を守れていないときに声をかける生徒。
後輩に自分からあいさつする生徒。
廊下の汚れに気づいて、そこをきれいにする生徒。
4年生には、後輩を見守りつつ、自分たちでⅠ期をより良いものにしていこうという姿が見られるようになりました。なんといっても、4年生自身が「Ⅰ期の約束」を守ろうと、これまで以上に襟を正して生活しようと頑張っています。
これまでは「先輩」という意識の薄かった生徒たちですが、後輩たちに「約束」について直接お願いに行ったことが、気持ちを大きく変えたように思うのです。
2学期は4つの学年の交流をさらに深められるような企画を、と4年生は考えています。先輩としての行いを通して、4年生自身も今後大きく成長していってくれると期待しています。(※2)
日々勢いに乗り、わくわくを届けてくれる生徒たちから目が離せません。
4年1組担任
(※1)4つの「しない」
・ムンムンしない=風通しの悪い教室にしない
・ギュウギュウしない=友達と必要以上に触れ合わない
・ガヤガヤしない=みんなで一度にしゃべらない
・キーキーしない=大きな声を出さない)
(※2)本原稿は7月末の執筆であり、現在はコロナのレベルが上がっているため、当面は複数学年での集会は行わないことになっております。
5月 「Ⅰ期の約束」を伝える4年生
6月は交流会で簡単なゲームをしました